2022年ももう終わりなので個人的に面白かったアニメを10作品選別します。あまり多くの作品を見ているわけではありませんが、オススメ作品を紹介していきます。各作品紹介のあとに予告(PV)を貼っておきます。
- 1 リコリス・リコイル
- 2 その着せ替え人形は恋をする
- 3 明日ちゃんのセーラー服
- 4 Engage Kiss (エンゲージ・キス)
- 5 アキバ冥途戦争
- 6 社畜さんは幼女幽霊に癒やされたい。
- 7 スローループ
- 8 ダンス・ダンス・ダンスール
- 9 シャインポスト
- 10 ぼっち・ざ・ろっく!
- まとめ
1 リコリス・リコイル
2022年アニメを語るならまずはこれ!毎クールアニメを何十作品も見るコア層じゃない人でもリアタイしていた最早説明不要の人気作品です。治安を守るため普通の生活をしつつ裏で暗躍する少女達の物語ですが、その表と裏の表現やメリハリがしっかりとしていてどれも秀逸でした。主人公の千束とたきなの関係性が回を重ねるごとに深まっていく様を見るのもまたこのアニメの楽しみ方かと思います。とりあえず何か見たいなと思ったらまずはこれです!
リコリコに関しては個別の感想記事を書いていますのでそちらも参考にしてみてください。↓
表の日常パート予告(半ば予告詐欺だよね…?)↓
そして裏の非日常パート予告↓
オススメ度:★★★★★(96/100)
2 その着せ替え人形は恋をする
CloverWorksの本気その1。2022年1月〜3月放送作品。リコリコがなければこの着せ恋がトップでした。友達がおらず雛人形師を目指す高校生、五条新菜が学校で雛人形を製作中、クラスのカースト上位のギャル、喜多川海夢に現場を見られかねてから彼女の夢だったコスプレ制作に協力していくことになり…。というお話から入るのですが、この作品相当変態です。もちろん良い意味で。お色気の描写はもちろん?回想シーンの劇中アニメ描写も画角を合わせるなど相当凝っています。このアニメの良いところの一つに胸くそ悪いキャラがいないことで各キャラがそれぞれ自分の好きなことに敬意を払っている点や自信を持っているので毎話スッキリして見れるかと思います。(色んな意味で)
オススメ度:★★★★☆(86/100)
3 明日ちゃんのセーラー服
CloverWorksの本気その2。2022年1〜3月放送作品。主人公の明日小路とそれを取り巻くクラスメートとの触れ合いを描いた作品です。この作品も相当良い意味で変態です。各描写が細かく丁寧に書かれていてリアル感があり、かなりフェチズムを感じました。着せ恋より変態度高いかもしれません。着せ恋と同じようにこのアニメもみんな素直で良い子ばかりです。誰一人胸くそ悪いキャラがいないためイライラせずに見れると思います。当時BS11で着せ恋→明日ちゃんの流れで放送していて、すごく濃い1時間だったのを思い出します。Twitterの流れはもちろん実況板がものすごい勢いで消費されていくのを目にしました。これを同時期に制作、放送していたCloverWorksは流石としか言いようがありません。その裏で東京24区は犠牲になりました。
オススメ度:★★★★★(88/100)
4 Engage Kiss (エンゲージ・キス)
2022年7月〜9月放送作品。オリジナルアニメ作品なのですが、同時期に放送していたリコリコの影に隠れてしまった感は否めませんでした。しかしこのアニメも負けてはいません!主人公のダメ男シュウとヤンデレヒロインのキサラ、元カノのアヤノとの三角関係を描く恋愛ストーリーとのことなのですが、作品をずっと見ていくと重いです。キスをして強くなるキサラとその代償にシュウが差し出すモノは…。序盤の日常パートをもっと深堀りして進めていればさらに人気が出ていたのかなぁとも思ってしまいます。みんな多分1話の流れでずっと進むと思っていたから尚更その思いが強いはずで、中盤〜終盤の展開からのED映像は温度差がすごいありました。それでもストーリーの柱はしっかりとしており見ごたえがあるためオススメです。
オススメ度:★★★★★(92/100)
5 アキバ冥途戦争
2022年10月〜12月放送作品。1999年の秋葉原でのメイド達を描いた架空の作品です。最初はメイド達の画像を見てハイハイお色気かそっち系ね…と思っていたのですが、いざ1話を見るとまさかの任侠もの!往年のVシネマを思い出させる内容をメイドに置き換えて作られていました。P.A.WORKSのお仕事モノシリーズですがメイドというよりメイドの面を被ったヤクザ(裏社会)のお仕事物語でしょう。メイド喫茶と裏社会の仕組みをうまく融合できていたと思います。60-70年代の東映ヤクザ映画などが好きな人はぜひ見てみてください。そうでない人も任侠ものが好きな人や興味がある人ならハマること間違いなし!
オススメ度:★★★★☆(84/100)
6 社畜さんは幼女幽霊に癒やされたい。
2022年4月〜6月放送作品。ブラック企業に務める伏原さんが深夜遅くまで残業していると幼女幽霊が伏原さんを立ち去らせようと奮起するお話。話の面白さというよりはただぼーっと見ていて可愛かったので選びました。幽霊ちゃんやみゃーこの一生懸命さがほんとかわいいので疲れた時にふいに見てみてください。個人的には幽霊ちゃんより伏原さんのブラックさが気になってしまいました。余談ですが本当の社畜さんはこのアニメをリアタイできません。
オススメ度:★★★★☆(80/100)
7 スローループ
2022年1月〜3月放送作品。流行る病で父親を亡くしてしまい一人で釣りに興じるひよりとひよりの母の再婚相手の子供、小春との関わりを釣りを通じて描いていく作品です。釣りの解説もしっかりとしていて、でもどこか重い設定(片親など)に焦点を当てたストーリーもありますが、そこまで重すぎずかつきらら作品なので気軽に見れるはずです。ひよりと小春、ひよりの友達の恋の3人の関係性が釣りを通じて深まる様子が一番の見どころです。余談ですが、以前AT-Xで実施した実況キャンペーンで缶バッチが当たりました。結構大きいです。
そういやAT-Xのスローループ実況キャンペーンの缶バッジ来てました。ありがとうございます。サイズ大きくて裏にスタンドついてる! #at_x #slowloop pic.twitter.com/4neMh2Uz02
— びー (@bee4869) 2022年2月26日
オススメ度:★★★★★(93/100)
8 ダンス・ダンス・ダンスール
2022年もっと評価されるべき作品その1。2022年4月〜6月放送作品。男子中学生の主人公・松尾潤平が幼い頃見たバレエに興味を抱いていたが男らしさを意識するあまり隠していたところ、転校生の五代都と出会い、彼女の母が経営するバレエ教室に通いその情熱からバレエの世界に飛び込み…。というお話です。男がバレエとか、ちょっと絵柄が独特…などの声も最初は聞こえましたがとりあえず1話見てみてください。その意見180度変わります。すごく細かく描かれているダンス描写を始め思春期特有の葛藤等は2022年春アニメでもトップクラスの出来栄えです。あまり話題にならなかったのはやはり配信サイトがDisney+のみと限定的だったのが足枷となっている感じは否めません。独占配信はやはりクソ
ちなみにOPの「鳴り響く限り」は今年一番すきな主題歌です。
予告↓
アニメOP(ノンクレジット)↓
OP(フルPV)↓
オススメ度:★★★★★(91/100)
9 シャインポスト
2022年もっと評価されるべき作品その2。2022年7月〜10月放送作品。ライブに人が入らなく解散寸前のアイドルユニットTiNgSの3人が人気を獲得するまでを描くお話。ストーリーはありきたりなアイドルアニメなのですが、構成や演出全てにおいてハイクオリティを誇る隠れた名作と言えます。各キャラの苦悩やそこから立ち上がるまでの様子が丁寧に描かれており、その成果をライブで見せているため成長物語がはっきりとわかる点が見どころです。また目立った作画崩壊もなくライブシーンも各キャラの特性(ダンスが合わせられない等…)をキチンと細部まで描かれているため圧巻です。惜しむべきはコロナの影響で放送が延期になり話題を取り逃してしまったことでしょうか?もうアイドルアニメはいいよ…って人でも是非見て頂きたい作品です。
オススメ度:★★★★★(94/100)
10 ぼっち・ざ・ろっく!
2022年10月〜12月放送作品。主人公の後藤ひとり(ぼっちちゃん)は極度の人見知りでコミュ障。誰かに声を掛けてもらおうとギターを始めるがそんなこともなく中学〜高校入学と過ごしてきたがそんなある日欠員が出たバンドのメンバーを探していた伊地知虹夏と出会い急遽バンドを組むことになり…。というお話。2022年秋アニメはコレとメイドで決まりです!きららアニメですが先輩のけいおん!とは違いライブハウスに焦点を当てた作品です。バンドの描写も然ることながら一番の見どころはぼっちちゃんの表情でしょう。突然溶けたり印象派になったり、クレイアニメになったりと多様な変化は見ていて飽きません。ぼっちちゃんだけでなくそれぞれの日常の背景、心情なども丁寧に作られているため秋アニメトップクラスの出来と言えます。EDも複数あり楽曲もしっかりと作られているので演出、音楽全てがフルに楽しめます。
オススメ度:★★★★★(95/100)
まとめ
以上で2022年アニメ10選は終わりです。アレがないコレがないという意見もあるかと思いますが数あるアニメの中から10作品だけ選ぶとなるとどうしても漏れてしまう作品があるのも仕方のないこと。もちろん私もここに書きたかった作品はもっとありますがそれはまた別の機会に個別記事を書きたいと思います。上記の作品も個別に感想記事を書いていきたいですね。時間がありません
2023年もいいアニメ視聴ライフを送れるよう願うばかりです。おしまい。