びー級ブログ

思ったことをただ書くだけです。モットーは広く浅く。

最近見たアニメ感想:3月分(Part5)

こういう個人ブログは誰も見てないし、ただの感想書くだけなのでノビノビ書けていいですね。ツイッターと違い文字数制限もありませんし。ちなみに2023年冬アニメの感想に関しては別記事にまとめます。

今月はこれ!

 

最終兵器彼女

放送年 :2002年 TVアニメシリーズ

話数  :13話

制作会社:GONZO

あらすじ:北海道で何気なく暮らすシュウジとちせ。二人は付き合っているがお互いどこかぎこちなく、試しに交換日記から始め仲を深めようとしていた。そんなある日北海道は謎の襲撃に遭い戦地と化す中、シュウジが見たものは最終兵器として体を改造され戦うちせの姿だった―。

感想:1話のほのぼのとしてどこか甘酸っぱい感じからの一気に戦中と化す様はリアルに戦争のあり方を示しているでしょう。2話以降は終始暗いです。戦争が背景にある以上シリアスや人の死は避けられず、人によっては一気見すると気分が落ち込むかもしれません。しかしその中でもメッセージ性は強く、兵器と化した彼女を最後まで守り愛そうとするシュウジと頑張ってそれに応えようとするちせの、ぎこちないけど愛があり強い意志を感じる様は、落ち込む気分以上に誰かを守ろうと自分も思うようになると思います。終末ものなので人を選ぶことは避けられませんが、自分にパートナーや家族がいるのならその大切さや守ってあげたくなる気持ちが湧いてくるいい作品でした。

オススメ度:★★★★☆(84/100)

 

帰宅部活動記録

放送年 :2013年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:NOMAD

あらすじ:高校に入学したばかりの安藤夏希は部活動選びに迷っていた。上下関係が面倒ということで入部せず帰宅部でいいやと考えた矢先、『帰宅部』という部活の存在を知り半ば強引に入部。部長の道明寺桜を始めとした『帰宅するまで楽しく過ごす』ことを目的とした帰宅部の日々が始まるのである。

解説:当時テレビでは日本テレビのみで深夜2時43分(26:43)から放送されており、比較的マイナーな実況民にカルト的な人気を誇るアニメです。正直こんな時間まで起きてまで見るアニメか?と思いますが、リアルタイムで見て実況することに価値がありますし、当時は特に深夜のノリも相まって実況が楽しくできる作品です。本放送時テレビではCMをはさみましたが、配信やAT-Xでの放送では、CM部分が2分の帰宅部と題した帰宅部の中の人で回すコーナーがありました。なおAT-Xでは再放送時も2分の帰宅部を放送するため、木戸衣吹さんを始めとした貴重な声優さんの駆け出しの頃のシーンとなっています。

感想:本放送時ぶり、2023年3月21日のAT-X一挙放送にておよそ10年ぶりに視聴しました。日常系の作品で部室がメインなので大きな動きはありません。インターネット齧ってるオタクならわかるであろうアニメやゲーム、下世話な話が展開されるため意味を理解し拾えると楽しく見れると思います。部員達の会話もきちんと成立しているため楽しく見ることができました。とりあえずゆるくアニメを見たいならこれで決まりです!

オススメ度:★★★★☆(78/100)

 

吸血鬼美夕(OVA版)

発売期間:1988年 OVAシリーズ

話数  :4話

制作会社:AIC

解説:1988年に発売されたオリジナルアニメ(OVA)です。ざっくりと言うと京都を舞台に怪奇な事件を起こす神魔とそれを狩る少女・美夕との戦いを描いた作品です。終始ダークな感じが漂い救いのない話が多いので人を選ぶかもしれませんが、一度見ると見入ること間違いなしです!TVアニメ版もありますがこのOVAとは全くの別作品ですが、どちらも面白く見ごたえがあるのでどちらもオススメです!

感想:AT-Xのある特集で始めて見たときは単純に古臭い絵だなぁ(失礼)と思っていたのですが、いざ視聴すると古臭さなんて気になりませんでした。各話終始暗く、幻想的な雰囲気でお話が進むのですが、その世界に引き込まれるくらい映像、脚本に魅力を感じ、視聴後は4話じゃ足りない!と思うくらいでした。美夕が妖魔は倒すけど人間に興味を示さず助けないあたりも、討伐系の作品としては一線を画していたと思います。古い作品ですがdアニメストアで視聴ができますのでぜひチェックしてみてください。(2023年3月現在)

オススメ度:★★★★★(88/100)

 

 

AIKa

発売期間:1997-1999年 OVAシリーズ

話数  :8話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:西暦2016年、地球は大規模災害により多くの陸地が海に沈んだ。それから20年後、サルベイジャーと呼ばれる、海底に沈んだ国家機密のようなデータ、遺産等を回収する職業が現れた。その中でも皇藍華は抜群のプロモーションと仕事内容から一流サルベイジャーとして活躍していた。そんなある日、藍華は大規模災害と関わりのある物質『ラグ』の回収依頼されるがそれを狙う組織や人物に狙われ・・・。

解説:ワンランク上を始めとした実況民で知らない人はいないであろう作品です。とにかくお色気シーンが多く、パンツが見えていないシーンを探すほうが大変なほどで、しかもなぜか登場人物の女性は全てミニスカで、なぜかやられるシーンでは大股広げてパンツとお尻が丸見えになります。また、倒れた人物を米俵のように担ぎ、お尻が丸出しになるAIKa担ぎなる用語を生み出したことも忘れてはいけません。てかこれをAT-Xのみんなと見たい作品に選んだやつ出てこい!まあ視聴年齢制限をかけられるスカパー!でしか放送できないのである意味理にかなっていますが。

感想:パンチラを始めとしたお色気を差し置いても中身はしっかりと作られており、単なるお色気アニメではないことは1話を見た時点で窺えました。伊達にAT-X加入者に選ばれているだけはありますね。(上記埋め込みリンク参照)

藍華のアクションなんかも見応えがあり、コテンパンにしていく描写は見てて痛快でした。お色気シーンを見てもOVAだからこそ自由に表現し、好きなだけパンツや胸、お尻を見せる描写があり見てて飽きない作りとなっていました。

オススメ度:★★★★☆(81/100)

 

AIKa R-16:VIRGIN MISSION

発売期間:2007年 OVAシリーズ

話数  :3話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:高校生の皇藍華は、同級生の真海エリからサルベイジャーの仕事の依頼をされる。エリによると2年生の美波野カレンの胸に蝶のような模様のアザがあり、それを解析するとあるメッセージや位置が示されるという。カレンの蝶模様のアザを頼りに藍華やエリは海へと向かうが・・・。

解説:この作品は前作(上記)AIKaの10年前の出来事で、藍華が女子高生の頃を描いています。相変わらずお色気は健在ですが声優陣は一新されています。佐久間レイさんでも良かった気がするけど…。

感想:作品自体はこれといって可もなく不可もなくという感じでした。主人公・藍華を始めとした登場人物が女子高生ということもあり前作のような派手なアクションや銃撃シーンは控えめな気がしました。パンチラを始めとしたお色気シーンは相変わらず多く今作でも謎に大股広げてやられるシーンがあります。どういう理屈でああなるのでしょうか?それでも前作より若干控えめな気がするのは登場人物の若さもあるのかな?

オススメ度:★★★☆☆(70/100)

 

AIKa ZERO

発売期間:2009年 OVAシリーズ

話数  :3話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:大学生となった藍華は通学の傍らサルベイジャーとして仕事もしていた。そんなある日高校時代の友人、エリに呼び出され聖エアロ学園で起きている連続失踪事件の調査をして欲しいとの依頼を受け潜入するが・・・。

解説:前作AIKa R-16から3年後のお話です。相変わらずのパンチラを始めとしたお色気シーンは多く、今作ではなんとAIKa担ぎからの尻認証という斬新な認証方法によって扉が開くなどの斬新な方法が見どころです。

感想:お話自体は前作同様楽しく見れるのですがやはりオリジナルには敵わないかなぁという感じです。作品の出来が悪いわけではないんですけどね。ただお色気要素マシマシなのでそっち目的ならそれなりに楽しめると思います。上記でも述べた通り尻認証という斬新な認証方法には脱帽です。この作品らしいオリジナリティを感じました。なので初代から見てる人は是非最後のこの作品まで一気見しましょう!

オススメ度★★★☆☆(70/100)