びー級ブログ

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2023年春アニメ感想

2023年春アニメも終わりましたので、例のごとく感想をサクッと書いていこうと思います。高尚な文章は書けないので薄っぺらいかもしれませんがそこはご愛嬌。

 

 

はじめに

対象は2023年4月に放送開始し、同年6月ないしは7月に放送終了した作品です。例によってあらすじと解説は省略させていただきます。今期は28作品視聴しました。

オススメ度に関しては以下の通りとなります。点数に関しては話の内容、構成、キャラクター、作画、主題歌等を勘案してつけてます。目安のひとつに過ぎません。

★★★★★・・・90点以上。傑作。私個人が推す絶対に見て欲しい作品です。見て後悔はさせないくらいには自信を持ってオススメできる作品。

★★★★☆・・・80〜89点。名作。★5つとまではいかないけど、見て面白かった、ハマってしまったアニメで推していきたい作品が対象。

★★★☆☆・・・60〜79点。良作、佳作。名作とまではいかないけど、それなりに見れる、楽しみにしていた作品はこちら。70点台は良作、60点台は佳作・凡作とします。

★★☆☆☆・・・40〜59点。普通かそれ以下の作品。このあたりになると途中で切る場合があるのであまり取り上げることはありません。

★☆☆☆☆・・・20〜39点。個人的に微妙だと感じた作品。★2つと同じく途中切りするケースが多いため事情がない限りは見たり取り上げないと思います。

☆☆☆☆☆・・・20点未満。駄作はこちら。また評価対象外で見るまでもないと判断した作品なので基本は取り上げません。

 

 

あくまでも個人の意見です!

※ネタバレを含む場合がありますので注意

 

作品一覧

久保さんは僕を許さない

話数:12話

ジャンル:学園、ラブコメ

制作会社:PINE JAM

オススメ度:★★★★☆(89/100)

冬アニメとして開始してから半年、ようやく、ようやく完走しました。4月にリスタートし6月に完結したため春アニメになってしまいましたね。

それはさておき、7話以降も変わらぬ面白さとニヤニヤが止まりませんでした。白石君と久保さんの距離がどんどん縮まるけど、どこかもどかしい感じは高校生ならではという感じでしょうか。毎回毎回壁に穴が空くくらいイチャイチャしやがって…。最終話Bパートの演出にすべてを持っていかれました。詳しくはネタバレになるので避けますが絶対に後悔しないので見てくださいね!

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

話数:11

ジャンル:ダークファンタジー、バトル、時代劇

制作会社:ufotable

オススメ度:★★★★☆(83/100)

もはや語るまでもない人気シリーズ。丁寧で細部まで作り込まれた作画と王道の敵を倒すストーリーがつまらないハズがありません!ただし話題性では推しの子に若干持っていかれた感もあるかもしれません。これを今期のオススメにするのはどこか負けた気がするという逆張りと、今更オススメするまでもないという考えから選定してません。

 

彼女が公爵邸に行った理由

話数:12

ジャンル:恋愛、ファンタジー、ミステリー

制作会社:颱風グラフィックス

オススメ度:★★★☆☆(71/100)

1クールという短い尺では伏線回収しきれていませんでしたね。ただの恋愛モノとして見れば上々の出来ですが、ミステリーとして広げた風呂敷をたたむにはもう少し時間が必要なようです。しかしそれでも見ていて飽きないため連続で見ることをオススメします。実際にAT-Xでは最終回直前に1-11話無料一挙放送を実施していました。

 

くまクマ熊ベアーぱーんち!(2期)

話数:12話

ジャンル:異世界転生、アクション

制作会社:EMTスクエアード

オススメ度:★★★☆☆(76/100)

1期に引き続きユナがワンパンで解決する内容ですが、今期は比較的シリアスな作品が多くこういう日常含めたほのぼのしたアニメは割りと貴重だったんですよね。なので相対的に評価が上がりました。フィナとか他のキャラもかわいいしゆる〜く見るにはちょうどいいブレイクになりました。

 

ワールドダイスター

話数:12

ジャンル:演劇、ファンタジー

制作会社:Lerche

オススメ度:★★★★☆(88/100)

演劇を主とした作品です。センスという個々のスキルを発して演劇の才能を見出し観客を引き込ませるのですが、これが上手くマッチしていて作品がより面白く引き立てられていました。1話の時点でここな以外に静香が見えないという描写では、変なカルトアニメにならないといいなと思っていたのですが、そんなことはなく、二人の絆が的確に表現され自然にストーリーに溶け込めていけたことは良かったです。あとはカトリナがここなに堕ちていくのが良かった。

 

天国大魔境

話数:12

ジャンル:SF

制作会社:Production I.G

オススメ度:★★★★☆(82/100)

原作が未完だからか、アニメも半端なところで終わってしまったことは残念でした。しかしながら、作品事態はよく出来ていて、丁寧に作り込まれた背景や作画、次はどうなるんだろう?と思わせる展開や設定にはまり込んでしまいました。原作が続いてるということで、変なアニオリでけりをつけるのではなく、敢えて伏線を残したまま終わらせるのもまあアリなのかな?なんて思いました。ぜひ完結までアニメ化してほしいですね。

 

地獄楽

話数:13話

ジャンル:時代劇、アクション

制作会社:MAPPA

オススメ度:★★★★☆(80/100)

2期制作決定というわけでまあそうだよねという終わり方をしたので当然でしょう。話の展開がちょっとゆっくり過ぎたのは個人的に伸び過ぎてマイナスだったのですが、それを気にならないほどのクオリティを誇っていたと思います。SAN値が下がる敵キャラや描写がやや猟奇的ですが、それが気にならなければオススメです。

 

江戸前エルフ

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:12

ジャンル:日常、コメディ

制作会社:C2C

オススメ度:★★★★★(94/100)

今期のダークホース枠でした。ただの日常系コメディかと思いきやじんわりと感動するシーンもあり、それがごく自然に導入されている流れは流石としか言いようがありません。最終回もAパートでは耳弓祭の場面で小糸が弓を射るところをエルダが体を張ってフォローするといういい流れを見せて、Bパートではいつもの日常回で終わらせるという構成でしたが、これがまた構成が素晴らしいと思いました。このBパートは、今後もずっと続いていく日常を示唆していてこの作品の方向性を上手く示せていたのかなと思います。

今期はくまクマ熊ベアーでも述べましたがダークな作品が多く、AT-Xで視聴すると火曜日のラインナップが重い作品ばかりでしたので、一日のシメとしてはいい清涼剤になった点が、より作品の評価を上げたのではないでしょうか。TBSで見ても多分同じでしょう。

 

マイホームヒーロー

話数:12話

ジャンル:サスペンス

制作会社:手塚プロダクション

オススメ度:★★★★☆(85/100)

アニメの枠を超えたサスペンスでした。実写でやっても謙遜がないレベルです。哲雄よりもサイコでヤバいのは妻の仙歌だった。途中このアニメはどこへ向かってるのだろうかと思う場面もありましたが、延人を殺害してからの頭の回転の速さは手慣れすぎていて、半グレ集団と鳥栖夫妻のスレスレのやり取りは見ていてハラハラして面白かったです。アニメに抵抗がある人でもサスペンス好きな人なら見れる作品でオススメの一つです。

 

アリス・ギア・アイギス Expansion

話数:12話

ジャンル:SF、コメディ

制作会社:ノーマッド

オススメ度:★★★☆☆(77/100)

原作をプレイしたことないので比較ができず一概には言えないのですが、11話以降のシリアス展開は不必要だったと感じました。序盤は令和のギャラクシーエンジェルとか言われるほどギャグに徹していたのに、終盤でまさかの路線変更には戸惑いました。どうせなら最終回までギャグに徹して欲しかったというのが本音です。ただ10話までのコメディは原作をプレイしていなくても十分に楽しめる内容で、時間があっという間に過ぎていっただけに最後がちょっと引っかかってしまいましたが、何も考えずに見ることができるアニメですので、私のように原作未プレイでもある程度は楽しめるかと思います。

 

女神のカフェテラス

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:12話

ジャンル:ラブコメ

制作会社:手塚プロダクション

オススメ度:★★★★★(91/100)

神奈川県の三浦海岸にあるカフェを舞台にしたアニメ。ぽえむという実在する喫茶店がモデルだそうです。瀬尾公治氏のマンガが原作なのですが、開始数分ですぐ瀬尾公治ワールドが展開されていてわかりやすかったです。主人公(男)が家に訪れてメインの女の子が数人一気に現れてしかもお色気全開というお約束の展開でした。お色気全開で往年の深夜アニメを見ている気分になれたのですが、シリアスで感動するシーンはキチンと描かれていたりと、メリハリはありました。まあ結局は白菊が酔っ払って全裸になったり、海の家の水着回を始めとしたお色気シーンが多くて良い目の保養になったかなというところです。お色気抜きにしてもカフェを守ろうとするファミリアのメンバーとのやり取りはキチンと芯があったと思います。

2期も決定していますのでまだ登場していないキャラ達の出演が楽しみですね。また、上記でも述べたように三浦海岸が舞台で、都心から京浜急行で1時間程度でアクセスできるため、聖地巡礼も良いかもしれません。

 

スキップとローファー

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:12話

ジャンル:学園、青春

制作会社:P.A.WORKS

オススメ度:★★★★★(90/100)

久しぶりにギスギスしない青春学園ドラマを見た気がします。主人公の美津未ちゃんがとにかくいい子で、まっすぐで純粋なところが周りの人物の心情も動かされていくのでしょう。この作品の空気感って独特で、多少の暗い部分も美津未の持ち前のポジティブさで解決に持っていける点はうまく学園ドラマを表現できていたと思います。それによって背中を押された志摩君を始めとした取り巻きの人間も、徐々にネガティブ思考が消えていく点も注目です。ちなみに美津未の出身地、イカ島町は石川県珠洲市蛸島町で下記の君は放課後インソムニアと合わせて、AT-X放送時は放送枠が連続してて能登半島アワーでした。

 

君は放課後インソムニア

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:13話

ジャンル:ラブコメ

制作会社:ライデンフィルム

オススメ度:★★★★★(90/100)

能登半島アワー後編。前評判は聞いていたものの実際見ると期待値以上の出来栄えでした。作画もよく、作中流れる雰囲気も含め丸太と伊咲の関係もよく表現できていたと思います。能登半島が舞台で実際の観光地や駅等が出てきますので聖地巡礼にも向いています。いい感じに質アニメでしたのでぜひ視聴して欲しい作品のひとつです!

 

BIRDIE WING -Golf Girl's Story-(2期)

話数:12話

ジャンル:スポーツ

制作会社:BN Pictures

オススメ度:★★★☆☆(73/100)

1期の続きなのでOPも変更はありませんでした。連続2クールでやってくれたほうが見ごたえあった気がします。色々と重要な設定が明かされたり大会のシーンがアツかったりと十分面白くゴルフアニメという珍しいジャンルを開拓してくれた点は評価すべきと思います。

 

この素晴らしい世界に爆焔を

話数:12話

ジャンル:異世界、コメディ

制作会社:ドライブ

オススメ度:★★★☆☆(70/100)

この素晴らしい世界に祝福を!のスピンオフでめぐみんを主人公に構えた作品です。やはりカズマがいないとツッコミ不在で物足りなく感じてしまいますが、作品自体のポテンシャルもあって楽しめました。全員がボケとツッコミをこなすのはちょっと無理があったかなと思いました。ちなみにエクスプロージョンの音は、7.1chサラウンド環境で聞いてみたいくらい臨場感がありました。

 

 

転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒

話数:12話

ジャンル:異世界転生

制作会社:EMTスクエアード

オススメ度:★☆☆☆☆(35/100)

正直ここまでテンプレしかない話をよくできたと思う。全てにおいてどこかで見た展開しかなく、目新しさが全く感じられなかった点が残念。何よりキツかったのは、主人公のイキリ具合が見てて痛かった点でした。こういう感じが好きな人なら楽しめるけど、この手の作品はすでに飽和状態だから一捻りどころか三捻りは欲しいかなと思いました。AT-Xではこのアニメの後がわたゆりだったから流れで見てたけど、そうじゃなければスルーしてたかもしれません。良い点を挙げるとしたら、キャラがかわいいこととOPの走り方でしょうか。

 

私の百合はお仕事です!

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:12話

ジャンル:百合

制作会社:パッショーネ

オススメ度:★★★★★(93/100)

リーベ女学院という学園を設定にしたコンカフェのお話。百合だから脳死であら^〜だのキマシタワーだろ…と軽い気持ちで考えていたらそんなことはなく、むしろ従業員の人間関係のドロドロさが重くのしかかって来ました。このドロドロさが苦手な人には合わないと思いますが、こういう人間関係の拗れが好きな私にはピッタリの作品でした。登場人物もかわいいしね。仲直りしようとしたり、ある人物を矯正させようとするも関係がより拗れて、沼にハマる展開でしか得られない栄養素もあるんですよね。一部を除いて、本当に”百合はお仕事”であり、人間関係のギスギス感と話の構成が昼ドラばりの展開で見てて続きが気になりました。人間ドラマを楽しみたいならこの作品がオススメです!

 

アイドルマスターシンデレラガールズ U149

話数:12話

ジャンル:アイドル

制作会社:CygamesPictures

オススメ度:★★★☆☆(75/100)

アイマスは私自身触れていないためキャラの詳細までは知らなかったのですが、そんな私でもこのアニメを楽しむことはできました。決して小さい子が好きとかそういうことではなく、普通に話の展開がよく出来ていました。ただライブやって終わり…ではなく、きちんと各キャラの苦悩や葛藤を映し出してそこからプロデューサーとどう解決していくかがよく描けていました。ロリコン向けとか言われていますが決してそんなことはなく、誰でも見て感動すると思います。まあ実際コメント見るとロリコン向きな気がしましたが…。

自分自身がこのコンテンツに関わっていてハマっていれば間違いなく★5つはいったかなという感じの出来でした。

 

ぐんまちゃん(2期)

話数:13話

ジャンル:日常

制作会社:アセンション

オススメ度:★★★☆☆(67/100)

群馬県も製作に関わるアニメぐんまちゃんまさかの2期!話の内容は1期に引き続きカオスほのぼのとしていましたがパンチはより効いていたと思います。そして当然のようにある公営ギャンブル回もまた見どころです。(2期7話)

AT-Xで視聴していましたが、23:30という子どもに見せる気のないAT-Xらしい時間が逆に落ち着いて見ることができ、一日のラストにふさわしく感じました。ちなみにAT-Xではカットされたシーンはありませんでしたが、BSフジでは一部セリフが不適切と判断されカットされていました。

 

【推しの子】

話数:11話

ジャンル:アイドル、恋愛、ミステリー

制作会社:動画工房

オススメ度:★★★★☆(86/100)

※1話のみ★★★★★(95/100)※

1話は90分拡大という気合いの入れようでした。1話だけ見れば文句なしで★5つだったのですが、2話以降がただの芸能界アニメとなっていたのがちょっと引っかかりました。それが悪いというわけではなく、もちろん惹かれる面白さはありましたが、1話ラストのミステリー展開をもう少し進展して欲しかったのが本音。それは2期を見ろって話なのでしょうが、如何せん話のインパクトが弱かった気がします。そんな今作ですが、話全体のクオリティは高く、話題になるのも頷けます。1話はさながら劇場版のクオリティ(実際映画上映もされた)で、ただの厄介オタクがアイドルの子どもに転生しただけか…と思ってた予想をラストでいい意味で裏切ってくれました。これ3分割で3話構成なら間違いなくここまで話題にならなかったと思うんですよね。

動画工房が製作の今作は、ダンスシーンが丁寧に作られていておさまけって一体何だったんだろうと思わずにはいられません。トラウマのダンスシーンが克服できて良かった!

とにかく春アニメの話題に乗りたいならこのアニメはマストです!

 

異世界ワンターンキル姉さん 〜姉同伴の異世界生活はじめました〜

話数:12

ジャンル:異世界転生、コメディ

制作会社:月虹

オススメ度:★★★☆☆(71/100)

1話の時点では「はいはいまた異世界転生モノね」とスルー寸前のところまでいったのですが、結論実際1話はテンプレもいいところでしたがスルーしなくて良かったです。このアニメ中々いい意味で狂ってるんですよね。姉の真夜が重度のブラコンでこれとキルマリアのキチガイ度がどこかツボに嵌ってしまった。話自体はまあありがちな内容には変わりないのですが、登場人物が全員頭のネジ数本外れてるところが他の異世界転生よりは一線を画していたと思います。そして何よりOPEDが中毒性が高いことも評価の一つ。華麗ワンターンのノリの良さが好きだったので途中でOP変えないで欲しかったなぁ…。EDも謎の中毒性があり必見です。

 

六道の悪女たち

話数:12

ジャンル:学園、不良

制作会社:サテライト

オススメ度:★★★☆☆(68/100)

久しぶりに懐かしいヤンキー漫画を見た気がします。悪女たちが六道君に惚れるところは他の不良系マンガとは一線を画しており、そんなにべた惚れするんかと思うほどでした。この設定に頼り切らず六道君の意思や根性で話が進む点も良かったです。

 

おとなりに銀河

☆2023年春アニメオススメ作品☆

話数:12

ジャンル:恋愛、ファンタジー

制作会社:旭プロダクション

オススメ度:★★★★★(93/100)

甘々と稲妻の作者・雨隠ギド氏の漫画で、同時期にNHKで実写ドラマも放送されていたこの作品。序盤の棘を抜くシーンを始めちょっと無理があるだろだとか、話の流れゆっくりすぎるだろ…とも思ってしまいましたが、間違っていたのは私の方でした。SFファンタジーと恋愛の融合で、ファンタジーに全振りしていない点がすんなりと受け入れることができて見ていて苦じゃなかったです。そして、この作品は急展開で話が進むというよりは、久我一郎と五色しおりの二人の関係が少しずつ進展していくという点では、展開がゆっくり進んでいくことは合点がいき、静かに進む落ち着いた感じがこの作品を象徴していて良かったのではないでしょうか。学園のラブコメとはまた違った作風を楽しめること間違いなしです!春アニメ何見ればいいのかなって思った人にはぜひ見て欲しい作品の一つです!

 

山田くんとLv999の恋をする

話数:13話

ジャンル:ラブコメ

制作会社:マッドハウス

オススメ度:★★★☆☆(74/100)

ラストでキチンと好きと告白できた点は、濁さずにいい最終回を迎えることができたので良かったです。ギャグも挟みつつ真面目なところはキメる今作はさすがのマッドハウスと言いますか、キチンと作られていたと思います。茜が聖人なお陰で瑠奈ちゃんが救われたりといい具合にギスギス成分が抜けて解決できていた点はご都合主義とはいえいい感じに作用していたのではないでしょうか。

 

異世界召喚は二度目です

話数:12

ジャンル:異世界転生

制作会社:スタジオエル

オススメ度:★☆☆☆☆(30/100)

視聴者は二度目ではありません!と思うような展開や構成で、まあお約束のなろうなので私の肌には合わなかったのが現実。ピークは3話のイカリング回で、これはツイッターのトレンドにも載りましたが、本当にこれしか印象に残っていません。特徴的なのは深夜アニメにしては珍しくOPEDに歌詞が表示されていた点でしょうか。

 

 

僕の心のヤバいやつ

話数:12

ジャンル:学園、青春、ラブコメ

制作会社:シンエイ動画

オススメ度:★★★★☆(87/100)

中学生特有の感情がよく表現できていたと思います。京太郎の挙動ってどこか見ていると体が痒くなるくらいリアルなんですよね。5話のミルクティーから一気に距離感が近づいてきますが、一気には行かず回を重ねるごとに二人の関係が深くなっていく点は見ていて青春だなぁと思いました。2期もあるので今後どこまでいけるか気になりますね。原作読めって話ですけど。

 

東京ミュウミュウ にゅ〜(2期)

話数:12

ジャンル:ファンタジー、ラブコメ

制作会社:ゆめ太カンパニーグラフィニカ

オススメ度:★★★☆☆(64/100)

安定の作りではあるのですがどうもイマイチハマりきれなかったのも事実で、1年間隔を開けるなら連続でやって欲しかった。2期ではよりキャラを深掘りしていて中々見ごたえがあり、終盤はご都合主義とはいえ最後のMy sweet heartですべてを持っていった感じはありましたがうまくまとまっていたと思います。Smewthieの新人声優さん5人も2期で演技力が向上したように感じ1期よりは棒読みが減ったかと思います。

 

神無き世界のカミサマ活動

話数:12

ジャンル:SF

制作会社: studioぱれっと

オススメ度:★★★☆☆(69/100)

とりあえず内容がひどい!いい意味でひどい!というのが第一印象。いい感じにメインの登場人物が狂ったキャラを突き通してるのもポイントです。そして中盤からの下ネタの連続は地上波ではギリギリの内容ではないでしょうか。いっそAT-Xで視聴年齢制限かけて吹っ切れたバージョンでもやって欲しかったと思いました。放送延期も製作の都合もあるとは思いますが(実際延期前の話がドット絵多数や作画がおかしい箇所多数あり)、内容の精査もあったのでは?と思わざるをえません。

 

まとめ

今期は豊作でした。私がここまでの本数を見るというのは中々なく、そのくらい面白い作品が放送されたということでしょう。実際★4つ以上が多いのがその証拠だと思います。

鬼滅の刃が放送されてそれ一強かと思いきやすべての話題を推しの子が掻っ攫っていった形となりました。本数が多すぎて何から見ようと思った人はとりあえず話題作の鬼滅か推しの子、ここで取り上げた作品でオススメ作品をチェックしておけば間違いないと思います。あとは合う合わないは個人の感性なので…。来期もいいアニメライフを送りたかったのですが、Twitterの仕様変更によりリアルタイム実況ができない状況になってしまいました。それでも視聴はできますので楽しく見ていこうと思います。

 

 

 

おまけ

突然ですが・・・

☆2023年上半期アニメランキング☆

上半期個人的に好きなアニメトップ5です。簡単に選定理由を述べます。

1位:江戸前エルフ(2023年春アニメ)

選定理由:日常アニメの中でもじんわりと感動するシーンがごく自然と流れ、それがエルフの寿命を思わせる永遠と続く、笑えて、感動できる日常を思わせる見ていて飽きない作りがこの作品世界にハマり無駄なシーンもないためトップに選定。

2位:転生王女と天才令嬢の魔法革命(2023年冬アニメ)

選定理由:百合を自称するに恥じないアニスフィアとユフィリアの関係性を全話通して丁寧に描かれていた点と、肉体関係だけではなく信頼関係からくる絆という百合をしっかりと表現できていた点から選定。

3位:おとなりに銀河(2023年春アニメ)

選定理由:ラブコメの中でもゆっくりと確実にお互いの距離が近くなっていく大人のラブコメが見ていて安定していたため選定。急展開に物事が進むのではなく、ゆっくりと時間を掛けて流れる点は他の作品とは一線を画していて、この作者の作品にハズレはないと確信したまであります。

4位:Buddy Daddies(2023年冬アニメ)

選定理由:成り行きでなってしまった家族とはいえ、その絆の強さをしっかりと表現できていて、ラストの10年後のエピソードにやられました。殺し屋よりもほのぼのとした親子のやり取りが多い点が無理なく見ることが出来たため選定。

5位:女神のカフェテラス(2023年春アニメ)

選定理由:お色気全開の目の保養枠なのは確かですが、その展開を全力でやりきっている点(謎の光は見逃します…)、一方でおばあちゃんのカフェを守るというメイン人物の意志のブレなさからギャグとシリアスがいい塩梅に感じたため選定。

 

以上が2023年上半期アニメランキングでした。年間ランキングは12月末にまた10選でも取り上げようと思います。ここにランクインされているからといって年間にあるとは限らないかもしれません。

繰り返しますが、あくまでも私個人の感想なのでそこはご了承ください。

 

 

おわり