2023年も終わりが近づいてきましたので今年の総まとめとして、個人的に面白いと感じたオススメアニメをピックアップしていこうと思います。
2023年秋アニメ感想まとめはまだ放送終了していない作品があるため後日投稿します。
- はじめに
- 1 江戸前エルフ
- 2 転生王女と天才令嬢の魔法革命
- 3 Buddy Daddies
- 4 スキップとローファー
- 5 好きな子がめがねを忘れた
- 6 おとなりに銀河
- 7 白聖女と黒牧師
- 8 柚木さんちの四兄弟
- 9 【推しの子】
- 10 私の百合はお仕事です!
- まとめ
はじめに
・2023年1月〜12月に放送開始し同年内に放送終了した作品かつ、私が全話視聴したアニメが対象となります。2023年は全部で91作品視聴しました。
・葬送のフリーレンや薬屋のひとりごと等の2クール作品は放送終了したクールで取り上げるため対象外とします。
・クールまとめと同様にあらすじ等は省略します。
・あくまでも個人的な意見です。あれがないこれがないという人は自分で記事にして発信しよう。
1 江戸前エルフ
クール:2023年春アニメ
話数:12話
ジャンル:日常、コメディ
制作会社:C2C
オススメ度:★★★★★(94/100)
個人的にはダークホース枠でしたね。エルダのダメっぷりと小糸のツッコミが見どころで、日常系としての完成度が高く気軽に見ることができました。そしてただの日常系アニメだと思ったら大間違いで、前半は面白おかしくコメディで笑かしてくるのですが、後半はじんわり感動するオチで締めるこの作品は他の日常系とは一線を画していると言えるでしょう。またこの流れがごく自然に導入されていて違和感がないところもポイントで、この後も続く何気ない日常をうまく落とし込めていたと思います。
OPやEDも本編とリンクした内容で見ごたえがありました。小糸が成長するけどエルダはそのまま、エルダにとっては何百年の間の一部分に過ぎないと思うと切ないですよね。特にナナヲアカリさんの奇縁ロマンスは名曲なのでぜひ聞いてみてくださいね。
2 転生王女と天才令嬢の魔法革命
クール:2023年春アニメ
話数:12話
ジャンル:ファンタジー、百合
制作会社:ディオメディア
オススメ度:★★★★★(95/100)
内容は王道的な話ですが何より重要なのは百合要素です。アニスフィアとユフィリアの関係性に目が離せませんでした。ラストのキスシーンを始め肉体関係だけでなく、お互いがお互いを想う気持ちがうまく表現できていたと思います。周りのサブキャラクターも巡り巡って2人の関係性をより強固にするものとなるので欠かせません。安定した作画で弟のアルガルドとの戦闘シーンや、各キャラの表情が丁寧に描かれているためより世界観にハマるかと思いますし、また転生要素も控えめであり異世界転生があまり好みでない人でも受け入れられるかと思います。
3 Buddy Daddies
クール:2023年冬アニメ
話数:12話
ジャンル:アクション、コメディ
制作会社:P.A.WORKS
オススメ度:★★★★★(93/100)
家族っていいなと思わせる作品でした。ミリがウザいという声もリアルタイム実況では多々見受けられましたが、得てしてこのくらいの年齢の子供はこんなもんでまだミリはかわいい方だと思います。要はミリのウザさ性格が受け入れられるかどうかでこのアニメの評価が変わると思います。同時期に放送していたスパイファミリーと比べるとアーニャよりも余程子供っぽくてかわいいという印象でした。リアルなウザさを表現できる声優さんってすごいね。男2人も殺し屋の仕事よりパパの仕事がメインで多かった点も個人的には評価できました。1話ではどうなるか不安でしたが、ホームコメディメインで進んでいき、最終話の展開の落とし所は最高だったと言えるでしょう。
4 スキップとローファー
クール:2023年春アニメ
話数:12話
ジャンル:学園、青春
制作会社:P.A.WORKS
オススメ度:★★★★★(93/100)
ギスギスしない爽やかな青春物語が展開されていていました。多少問題が起きても美津未の持ち前の明るさで解決していく様子が見ていて気持ちよかったです。周りの人物もそれによって感化されポジティブになっていくところにも注目です。ギスギスせずそれで真っ当な青春ドラマを楽しみたいならこの作品一択です!
5 好きな子がめがねを忘れた
クール:2023年夏アニメ
話数:13話
ジャンル:ラブコメ
制作会社:GoHands
オススメ度:★★★★★(91/100)
めがねを忘れたネタでどこまで話を広げられるか1話時点では不安でしたが、話っていくらでも膨らむもので毎週見ていくうちにこのアニメの虜になってしまいました。というのも三重さんがあざとすぎてかわいいの一言に尽きます。小村君絶対毎日悶々としていて大変だろうという感想を毎週抱きつつ、羨ましい限りだなと思うのはお約束。タイトル通り毎週めがねをかけていない三重さんは最早わざとやっているとしか思えませんが、そこから展開される2人のやり取りや距離感がたまらなく好きでした。決して三重さんを介護する小村君の話ではありません。
6 おとなりに銀河
クール:2023年春アニメ
話数:12話
ジャンル:恋愛、ファンタジー
制作会社:旭プロダクション
オススメ度:★★★★★(95/100)
上記2作品は高校生、中学生と学生モノでしたが今度は大人のラブコメです。大人のと言っても昼ドラ的な展開ではないので安心してください。話の展開としてはゆっくりと進んでいくのですが、これにハマれるかどうかが鍵となるでしょう。実際私も最初はなんか間延びしてんなぁと思っていましたが毎週見ていくうちに、ゆっくりと二人の関係が進んでいくと思えばそれに視聴スタイルを合わせて見ることができ、落ち着いた感じがするこのアニメを象徴していたと感じました。ファンタジー要素はありますがそれに引っ張られすぎず、かつ変なお色気シーンやキテレツな展開もないため誰にでもおすすめできる作品と言えます。
同時期にドラマ化もされNHKで放送されていました。作者が甘々と稲妻の雨隠ギド氏でありこの作者の作品にハズレがないことが確信できる一作です。
7 白聖女と黒牧師
クール:2023年夏アニメ
話数:12話
ジャンル:ラブコメ
制作会社:動画工房
オススメ度:★★★★★(90/100)
セシリアの表情や仕草すべてがかわいいアニメで萌聖女と化していましたね。それだけでも高評価なのですが、セシリアとローレンスの2人のやり取りがかわいく、特にそれによってセシリアが悶絶する様子が最高でしたね。かわいいという感想が大半を占めるのですが、それだけではなくフレデリカの死など重くシリアスな場面も多々あり、このあたりのバランスがまた絶妙で、そこからどう救われるかも見どころです。すきめがやおとなりに銀河とはちょっとタイプが異なりますが、王道のラブコメ作品ならこのアニメは安定して見れる作品の一つです。もちろん他の上記2作品も面白いですよ。ちなみにPVと1話ではだらけているシーンが見どころでもありましたが、本編通して見ると意外とこの場面は少なかったりします。
8 柚木さんちの四兄弟
クール:2023年秋アニメ
話数:12話
ジャンル:日常
制作会社:朱夏
オススメ度:★★★★★(91/100)
四兄弟のほのぼのとしたホームコメディかなと思っていましたが、いざ本編を見るとじんわり感動できるホームドラマでした。両親の逝去や過去の言動など重い展開が序盤で広げられ、ここで視聴者がふるい落とされた感じもしましたが、人間ドラマが好きな私にはピッタリの内容でした。それぞれ性格が異なる四兄弟やご近所の霧島家との絡みや繰り広げられる展開に安定感があり、今日は誰に焦点を当ててるのか楽しみでした。1クールでほぼ自己紹介で終わってしまった点は残念でしたが、それでも人間ドラマが濃く、感動できる内容となっております。だからあと 100クールくらいやってほしい。
昔の夏休み期間に放送されていた昼ドラでやっていてもおかしくないですね。
9 【推しの子】
クール:2023年春アニメ
話数:11話(※1話のみ90分構成)
ジャンル:アイドル、ミステリー
制作会社:動画工房
オススメ度:★★★★★(90/100)
2023年アニメを語るならこの作品は外せません!普段何十作品も見るようなコアな層でなくても、何なら普段アニメ見ない層でも知っているくらいの人気作で、OPのアイドルなんかは今年を象徴する楽曲だったのではないでしょうか。当ブログでも各クールまとめで取り上げていますが、鬼滅の刃やスパイファミリー等の人気作がある中でも忖度やアクセス数を考慮せず、本当に好きな作品を取り上げることをモットーにしているのですが、推しの子だけは内容もさることながらやはり無視はできないと思いピックアップしました。本当はここでは取り上げる予定ではなかったのですが、10月頃にAT-Xで一挙放送を見たとき、最初は流し見のつもりだったのですがいつの間にか見入ってしまい、もう1話だけ…と繰り返しているうちにハマってしまい、今回ピックアップするまでになりました。そのくらい構成がうまくできているのですね。
感想については今更言うまでもないことと、10月分のまとめで取り上げていますのでこちらを参照してください。
10 私の百合はお仕事です!
クール:2023年春アニメ
話数:12話
ジャンル:百合
制作会社:パッショーネ
オススメ度:★★★★★(93/100)
最後はこの作品!タイトルの通り本当にお仕事として百合を演じておりそのコンカフェで起こる人間ドラマがメインです。一部はガチがいますが…。
視聴前は百合と聞いて、脳死であら^〜とか考えていましたが、いざ見進めていくとあらー・・・って感じのドン引きのドロドロとした人間ドラマが形成されていましたね。まあでもこの拗れた関係も百合のひとつのジャンルだと思えば十分あら^〜なんですよね。登場人物がかわいいだけあってそのギャップに戸惑う視聴者も多かったことは事実ですが、人間のドロドロした部分が好きな私にはピッタリの内容で、毎週栄養補給する感覚で見ることができました。春アニメまとめでも述べましたが、ある人物を矯正させようとするも関係がより拗れて、沼にハマる展開でしか得られない栄養素もあるんですよね。柚木さんちがきれいな昼ドラならこっちはドロドロとした昼ドラ展開で真っ向勝負ができます。
まとめ
というわけで今年のアニメ10選は終わりです。私が視聴した全91作品から選んでいますのでもちろんここでは取り上げることができなかったアニメも存在します。名作、良作が多かった今年から10作品だけというのは中々難しいことで、機会があれば他の作品もピックアップしていきたいと思います。100作品いってないのと思われがちですが私生活の兼ね合いを考えるとこのあたりの作品数が妥当かと思います。というかこれでも結構ギリギリだったりします…。基本的にCMと湯気がないAT-Xで視聴していますのでココで放送されている作品がメインとなります。
今年は7月頃からどこかの金持ちの道楽によりツイッターの調子が悪く、実況が満足にできない日が続いたことは記憶に新しいと思います。今現在私は某実況板にいることが多いのですが、キチンと新作もチェックしていますので定期的にまとめていこうと思っています。
2024年はどんな作品があるのでしょうか今から楽しみですね。金持ちの道楽につきあわされたり、AT-Xの視聴料金が値上げなど暗い話題もありますが、来年も素敵なアニメライフを送りたいと思います。
おわり