びー級ブログ

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アニメ感想まとめ:12月分+年内まとめ(Part14)

今月も見たアニメの感想を書こうと思います。新規紹介は先月が最後と前回言いましたが、その後何作品か視聴しましたのでそれらをまとめていこうと思います。

なお解説については特筆すべきことがない限り今回から省略します。

 

 

※各項目ネタバレ注意!

 

地球少女アルジュナ

形態:TVアニメシリーズ

放送年:2001年

話数:13話

ジャンル:ファンタジー

制作会社:サテライト

オススメ度:★★★★☆(87/100)

あらすじ:普通の高校生、有吉樹奈はある日恋人の大島時夫とバイクでツーリングをしていたとき、事故に遭い臨死となってしまう。そのとき彼女の目の前にクリスと名乗る謎の少年が現れ、彼の力を借り樹奈は地球と心を共鳴する力を得るが同時に地球を救う使命を背負ってしまった。やがて樹奈は不気味な生物、ラージャとの戦いに導かれていくが・・・。

感想:どのようにこのアニメは進んでいくのだろうと気になる1話前半から、バイクで事故りクリスとの出会いから一気に物語が動きます。樹奈と同じく展開が急でなぜ?どうして?という気持ちに視聴者もなることでしょうが、それは見進めていけばわかると思います。というかちょっとこれ話が難解でしたね。取り上げているテーマが環境問題を始め、農薬や遺伝子組み換え作物原発放射性廃棄物など時事問題にもメスを入れている意欲作でファンタジーとの融合がうまくできていたと思います。ただ話のつながり等が少々ややこしく所見では難しい点もあるのは事実でした。ただし大雑把には掴めると思うので気になった人はぜひチェックしてみましょう。またこのアニメは原発のシーンがあるためテレビでは放送しにくい作品であることが想像できるため、配信を待つかDVDレンタルして見ることをオススメします。

 

ウォナビーズ

形態:OVA

発売年:1986年

話数:1話(本編:45分)

ジャンル:女子プロレス

制作会社:アートミックAICアニメイトフィルム

オススメ度:★★★☆☆(65/100)

あらすじ:「ウォナビーズ」とは、現代っ子の森田ミキと風間エリからなる新進気鋭のタッグチームである。

彼女たちのスリムな肢体とチャーミングな顔立ち、そして、ドラマチックな試合はこびにより、人気急上昇であった。

しかし、彼女たちの前に立ちはだかるのは「悪魔の女狐」の異名をもつ凶器攻撃を得意とする百戦錬磨の極悪チーム「フォクシーレディーズ」。

彼女たちのプライドと人気をかけたバトルの行方は・・・!?

感想:おそらく世界初の女子プロレスを題材にしたアニメです。最初のプロレスシーンから真っ当に女子プロレスに取り組む内容かと思いきや、終盤バケモノと戦うシーンには少々戸惑いましたが、そこはなんでもありの80年代OVAということで許容したいと思います。確かにただプロレスに真面目に取り組むだけではOVAである必要がないなとも思うわけで、こういう奇想天外な展開こそOVAの楽しみだったりもします。

ところでプロレスの解説役にはなんと古舘伊知郎氏が担当しています。どうりで饒舌なわけだ。また、デーモン小暮閣下のような人物がいるなと思えばこれ本人なんですね、しかも声も本人が担当しているというね。おまけに聖飢魔IIの挿入歌つきです。ということは聖飢魔IIはアニソンシンガーだった・・・!?

内容の奇抜さもあり黒歴史だの言われてもいますが、こういう変わり種が好きな人にはピッタリだと思います。ところで、このアニメは2023年12月現在どの配信サイトでも配信実績がなく、かつ未DVD化のため視聴困難な部類に相当すると言えます。私は衛星劇場OVA特集で録画していたのですが、今後視聴するにはスカパー!などの専門チャンネルでの放送を待つか、中古のVHSを漁るしかないというレアな作品だったりもします。ちなみに作中乳首が映るのでYouTubeでの配信実現は難しいと思います。まあそこまでして見る人は相当なコアなオタクだろうけど…。

 

継母の連れ子が元カノだった

形態:TVアニメシリーズ

放送年:2022年(2022年夏アニメ)

話数:12話

ジャンル:ラブコメ

制作会社:Project No.9

オススメ度:★★★★☆(84/100)

☆今月のオススメ☆

あらすじ:中学2年生の夏、綾井結女は同級生の伊里戸水斗に告白し交際を始めた。はじめは仲良く過ごすが、些細なことから行き違い中学卒業を機に別れることとなる。しかし高校入学を目前に思いがけない形で再開する。なんと2人の親が再婚しその連れ子が別れたばかりの2人だったのだ。水斗と結女は両親に気を使い、付き合っていたことを隠しただの義理の「きょうだい」として接することとするが・・・。

感想:近年変化球ばかりの中どこか懐かしい感じもするラブコメラノベ作品でした。ストーリー自体は1話でもう出来上がっているので以後はお互いの駆け引きを楽しむものなのですが、2人はどこかお互いを意識していて後半はそこのもどかしさが見どころです。きょうだいとなったことでお互いのことを再認識し、過去の出来事からより意識してしまう悶絶さは散々引っ張ってきただけあって見ごたえがありました。ただ中学時代付き合っていたことを両親が知らないというのは、少々無理があると思うんですよね。まあそれを言うとこの作品が成り立たないのですが…。

ところで、作中ハルヒが昔のラノベと語られる場面があるのですが、これ地味にショックを受ける発言でしたが、彼ら彼女らの年齢からすると2022年時点での高1(16歳)って2006年生まれなわけで、この年はなんとハルヒ1期の放送年なんですよね。そりゃ昔の作品って言われるわな。ハルヒが昔の作品ならスレイヤーズは古典作品になるのでしょうか?

 

以上で今月のまとめは終わりです。以下は年間のまとめです。

 

今年のまとめ 一気見したいオススメ作品一覧

もう年末ですが、年始に一気見したい、してほしいアニメを2023年紹介した作品群(旧作)からピックアップしようと思います。長期シリーズモノではないので気軽に見られるアニメが中心となっています。dアニメストア等配信サイトで気軽に見られる作品を中心に取り上げ、配信サイトページのリンクを貼っています。感想は前にも述べたため省略します。

 

バブルガムクライシス

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1987年に発売されたOVA作品です。OVAならではの過激な描写や、この時代流行りのサイバーパンクがよくマッチしています。また今夜はハリケーンに代表する楽曲にも注目です。

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かくしごと

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2020年に放送されたTVアニメ作品です。10話まではコメディ調で進みますがそれ以降はシリアスなシーンが続きます。最後まで見て真価が発揮する作品なのでぜひ見てみてくださいね。

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電脳コイル

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2007年に放送されたTVアニメ作品です。電脳メガネというガジェットから繰り広げられる子供たちの戦いや触れ合い、メガネの成り立ち等子供たちのひと夏の冒険と捉えると面白いでしょう。

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魔法少女プリティサミー(TVアニメ版)

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1996年に放送されたTVアニメ作品です。スピンオフ作品のパイオニア的存在であり、天地無用!の登場人物、砂沙美が主役の作品です。現在の魔法少女モノの元祖と言ってもいいでしょう。作画等古さは感じますが、ドタバタコメディがメインで今見ても笑える内容となっています。一転して19話以降はシリアスな場面が多く感動のシーンがあり必見です!

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ぼっち・ざ・ろっく!

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2022年に放送されたTVアニメ作品です。説明不要の人気作なので特に語ることもないのですが、劇場版総集編が上映されるのでこれを機に見返して見るのもよいでしょう。

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かがみの孤城

☆オススメ☆

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2022年劇場公開作品です。ジャンル自体はファンタジーですが、不登校の中学生を題材にしており彼らの心境をうまく表現できた作品です。絶対感動すること間違いなしですのでぜひチェックしてみてください。

※各配信サイトではレンタルという形で別途料金がかかりますので注意。

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以上が今年取り上げた作品の中でのオススメ作品です。本当はもっと取り上げたいのですが、あまり長々と書いてもしかたないのでこのあたりで終わろうと思います。来年も見たアニメの感想を随時書いていこうと思いますが、毎月ペースは色々と限界が来ているので3ヶ月あたりを目安に投稿しようと思います。

 

おわり