びー級ブログ

思ったことをただ書くだけです。モットーは広く浅く。

最近見たアニメPart2:グッバイ、ドン・グリーズ!

 

今回も最近見たアニメの感想を述べていきたいと思います。今回はこれ!

 

タイトル:グッバイ、ドン・グリーズ!

製作年 :2022年 劇場版公開作品

上映時間:95分

 

まずはざっとあらすじを説明すると・・・

 周りに馴染めずに一人ぼっちだった主人公・ロウマと同じ境遇にいたトトが幼少期にドン・グリーズというチームを結成する。やがてトトは東京の高校に進学、一人ぼっちに戻ったロウマはアイスランドから来たドロップと意気投合し3人目のドン・グリーズになる。ある日夏祭りの花火で山火事が起きたが、犯人はドン・グリーズという憶測が広まってしまう。その時飛ばし墜落したドローンの映像を証拠に無実を説明するべく、彼らのひと夏の冒険が始まるのであった。

 

 あらすじにざっと目を通してから本編を見たのですが、最初はスタンド・バイ・ミーのような作品だと思っていました。地元で馴染めない少年達、目的物を探してひと夏の冒険をする部分なんかは特にそうでしょう。実際途中まではクマに出会ったり川に流されたりと困難を乗り越えていく様は類似していると感じました。しかし、目的を達成したあたりから話の流れが変わり、終盤の展開、伏線回収なんかは見ものです。ぜひ序盤から目を凝らして見てみてください。(ネタバレ回避のために敢えてここでは話しません。)

 ストーリーや構成、終盤の展開やオチなどは概ね王道でベタでしたがかえってそれが変に懲りすぎず、捻くれすぎずにまとまっていたと思います。劇場版という短い尺の中ではうまくできていたのではないでしょうか。少年の頃の友情や冒険心を楽しみたい人にはピッタリの作品です。

 

オススメ度:★★★☆☆(75/100)

 

 

最近見たアニメPart1:NieA_7(ニアアンダーセブン)

 

 お久しぶりです。書く記事がなく困ってたのですが、どうせ誰もココを見ないので見たアニメの感想を広く浅く書いていこうと思います。Twitterでもたまに簡単に投稿するのですが、せっかくブログ持ってるのでここに感想を残そうという思いと当ブログを見てくれる人が一人でもいる限りは続けようと思っているので何かしら痕跡を残します。アニメは新作・旧作問わず見た作品を書きます。意外と旧作レビューって少なかったりするんですよね。

 

まず第一号は:NieA_7です。

 

タイトル:NieA_7(ニアアンダーセブン)

放送年 :2000年 TVシリーズ

話数  :13話

視聴媒体:CS(AT-X)

 

 ざっくりと説明すると、人間の浪人生まゆ子と宇宙人のニアとの日常を描くお話です。勝手に住み着いたニアと嫌々ながらもそれを受け入れなんとか生活を成り立たせるまゆ子とのやり取りが面白くそれを取り巻く周りの人物との絡みでより面白さが引き立っていたと思います。ただの日常ではなく、どことなく宇宙人という設定を置き去りにせず暗い影の部分が見え隠れするのもまたこの作品に引き込まれる要因でした。

後半まゆ子の心情などシリアスでや重い場面が多くちょっと引っかかりましたが逆に不穏な感じが宇宙人設定や浪人生を腐らせてなかったのかなぁと思いながら見てました。

宇宙人宇宙人と繰り返していますが、人間社会に溶け込んでおり特に衝突し合うとかバイオレンスな展開にもならず、ただ日常の時間が過ぎていくだけです。なので人によっては特に細かい設定に対してほぼ何の説明もない点が不満かと思います。

 

配信サイトでは過去にdアニメストアで配信されてた記憶があるのですが今見たらなかったですね。DVDレンタルかAT-Xの放送を待ちましょう。私は後者のAT-Xで視聴しましたが、少なくともレンタルする価値はあると思っています。

 

オススメ度:★★★★☆(80/100)

 

 

 

AXNがCSIシリーズから”卒業”するようです

※2022年8月時点の話です。旬が過ぎるとこのページは完全に過去の遺産になります。

 

 CSの海外ドラマチャンネル、AXNでCSIシリーズが9月をもっと放送終了するそうです。AXNといえばほぼ毎日CSIシリーズを放送しているイメージだったので、ホームページにはっきりと「卒業」と書いてしまうのはとても意外なことでビックリしました。放送は8/15からなのでもう既に始まってしまっていますが基本1話完結なので今からでも楽しめると思います。AXNを契約している人、またはスカパー!やケーブルテレビのパックに入ってる人は是非チェックしてみてください。月〜土で科学捜査班、マイアミ、ニューヨークの3シリーズ放送してます。

 しかしながらこの編成結構鬼畜な気がします…。1ヶ月半で3シリーズ全766話放送する鬼!もっと余裕持ってやってほしかった気がしますが、20年近くリピート放送していたのだからもうお前ら録画保存してるだろ?と言わんばかりの編成です。現に私もほぼ録画してダビングしてるので今更追いかけないと思います、空き時間で見るか本当に好きなエピソードだけ録画して見る形になるかと。だって766話全部は時間無くてムリだし…

 しかしながらAXNも思い切ったことをしますね、チャンネルの目玉だったCSIを辞めるというのは中々の判断だと思います。スーパー!ドラマTVに新作のCSI:ベガスを奪われたこととそれによる放送権の放棄、または運営がソニーからノジマになったのもあるのでしょうか?ツイッターを見てみても残念がる声が多く私自身もCSI見るならココだったので正直がっかりしています。もうホレイショに会えないのは嫌すぎる。

スカパー!(110度CS)では未だに720x480のSDなので正直他の作品も見劣りしてしまうんですよね。BSスカパー!が放送終了しても空きスロットの関係でHD化は見込めないでしょうし、プレミアムや光にすればいいのですがうちの環境や録画が不便なのを考慮するとスカパー!を選択せざるを得ないところも悩みどころ。もっとも個人的にはスカパー!AT-XがHD化した今プレミアムを今契約する価値はあるのかどうかは不明ですが…。

それでも、私の好きなCSI:マイアミはHuluでしか配信していない(それも途中まで)ので最後までキチンと放送してくれるAXNには感謝しています。アンフォゲッタブルやシカゴなどの作品もありますので今後のAXNにも期待していきたいです。またマイアミに戻ってきてくれることを祈ってます。

 

AXNのホームページにCSIシリーズ卒業の特集ページが組まれています。下にリンクを貼りますのでそちらを参考にしてください。贈る言葉が一々秀逸で面白いですよ。またツイッターでキャンペーンもやってるのでチェックしてみましょう。本当にテレビにツイート流れるんですねコレ…。

 

www.axn.co.jp

 

 

 

 

 

 

3DSでポケモン初代・金銀をプレイしよう!

※2022年6月時点での話です。

 

前回のあのような記事でも読んでくださってる方がいて、早く次を書けと怒られたので何か書かねばと思い今回更新します。

タイトルにもある通り今回は私の好きなジャンルのポケモンに関する記事です。なぜ今頃初代の話?と思われますが、新しく初代・金銀を始めるなら今しかないから書いているのです。というのも、3DSのeshopが2022年8月30日で残高追加の終了、翌年3月で提供終了とサービス終了が迫ってきています。つまり来年4月以降は新規に購入ができなくなってしまうということです。ゲームボーイとそれらのカセットを中古で買えばもちろんその後もプレイできますが、中古で探す労力+金銀は電池切れによるセーブ不可という問題が孕んでおり初心者にはハードルが高く、気軽に新規プレイをするなら今3DSで購入するのがベストということになりますね。買いましょう。

 

www.nintendo.co.jp

3DSで購入できる初代・金銀はバーチャルコンソール(VC)と呼ばれGBのゲームを3DSでプレイできるエミュレーターみたいなものです。もちろんポケモンだけでなくロックマンやマリオなど様々なタイトルがあります。

ポケモン初代といえばバグの多さが有名で当時ミュウを釣ったりレベルを100にいきなり上げたりといろいろやった人が多いと思いますが、VC版はなんとバグがほぼ全て実行可能という点は特筆すべき点で、発売された当時はこれに歓喜した人も多いかと思います。

なおバグや裏技のやり方はここでは省略することとしますので、下記URLのポケモンwikiを参考してみてください。あの頃の記憶が蘇ると思います。またこれらのバグは全て自己責任で実行しましょう!ミスると上のように技が消えたりします。(これはマシなほう)

wiki.xn--rckteqa2e.com

 

さて、せっかくなのでここからは初代のストーリー攻略にオススメポケモンについて書いていこうと思います。種族値などの用語は今更これを見る人にはわからないと思うのであえて省略します。捕獲難易度や初代の環境を勘案して選出してますので入ってないポケモンがいても許してください。

まずはから…。

ヒトカゲ

最初にもらえるポケモンの一匹でほのおタイプ。序盤はタケシ(いわタイプ)とカスミ(みずタイプ)に苦戦させられますが、それを乗り越えればあとは楽勝です。リザードンに進化すればきりさくとかえんほうしゃが使えると思うのでこれだけでゴリ押しできます。当時の急所率は素早さ依存なので素早さが高いリザードンは常に急所が出せるので相性が悪くてもなんとかなります。ピカ版以外はそらをとぶは覚えません。

 

ゼニガメ←オススメ!!

同じく最初の一匹でみずタイプ。タケシ戦では大活躍できますしカスミでもメガトンパンチでゴリ押しするか序盤にピカチュウを捕まえていればあとはバブルこうせんとなみのりのゴリ押しで終わります。わざマシンれいとうビームも覚えられるのと元々みずタイプの技が優秀なのでポケモンに不慣れでも扱いやすい一匹です。

 

フシギダネ

同じく最初の一匹でくさ・どくタイプ。(最初のポケモンで複合タイプは2022年6月現在フシギダネが唯一)序盤最も活躍できる一匹です。終盤もナツメ(エスパータイプ)とカツラ(ほのおタイプ)以外は特に不利になることも少なく、はっぱカッターの急所もありゴリ押しができてしまいます。てかはっぱカッターさえあればいい。

 

その他オススメのポケモン

ニドラン♂←オススメ!!

22ばんどうろと2ばんどうろ(ピカ版のみ)でゲットできます。最序盤にゲットでき、ニドキングに進化させてしまえば心強いポケモンになります。ニドキングは元祖技のデパートと言われるだけありれいとうビームやかみなりなどの有用な技を覚えてくれます。ピカ版ではにどげりも覚えるのでタケシ戦でも役に立ちます。またつのドリルさえ覚えれば当時の技の仕様上ほぼ必中となりパーティに入れておくと何かと役に立つかと思います。もうこいつだけでいいんじゃないかな。

 

・ポッポ

おなじみ序盤のとりポケモンそらをとぶ要員で捕まえた人も多いはず。ピジョットに進化させればそれなりに戦えますがそらをとぶ以外の技は貧弱なので注意。つばさでうつの威力がほんと泣けてきます。

 

ピカチュウ←オススメ!!

ポケモンをやらない人でも名前は知ってるであろう有名なでんきタイプのねずみポケモン。序盤のトキワの森でしか出現せず出現率も低いのですが、捕まえればカスミ戦やその他中盤のすいどうゾーンやカンナ戦でも役に立ちます。わざマシン10まんボルトを覚えさせてライチュウに進化させましょう。ちなみに初代ではピカ版以外10まんボルトは自力では覚えません。問題点は耐久の低さでカスミ戦のスターミーにバブルこうせんで返り討ちにあったりと思わぬ痛手を食らうことも…。またライチュウに進化させるとそれ以降自力では技を覚えることはありません。

 

ディグダ

クチバシティ横のディグダのあなに出現するもぐらポケモン。じめんタイプです。ゼニガメで始めると苦戦するマチス戦(でんきタイプ)もこいつのあなをほるで一掃できます。いあいぎりも覚えるので秘伝要因としても有用です。じしんを自力で覚えるのも魅力です。ダグトリオに進化させれば素早さに磨きがかかり例のきりさくとじわれ(マシン技)でゴリ押しできるのもよし。ただ問題点は恐ろしく耐久が低く大抵ワンパンで沈むので見極めは重要です。

 

シャワーズ

イーブイみずのいしを与えると進化するみずタイプのポケモンです。HPととくしゅの高さに加えハイドロポンプを覚えわざマシンれいとうビームも覚えるのでイーブイがもらえる中盤以降でみずタイプがいなければ候補になると思います。

 

・サンダース

同じくイーブイの分岐進化のひとつ。かみなりのいしを与えると進化するでんきタイプポケモン。高い素早さからのかみなりで雑魚を一掃できると思います。ガチ勢の大会でも使われる一匹。パーティにでんきタイプがいなければ候補に挙がると思います。ちなみにここにブースターを列挙しないのは、ウインディで代用できるからです。

 

・ガーディ

緑版以外に出現するほのおタイプのポケモンかえんほうしゃを自力で覚えるのでパーティにほのおタイプがいなければ候補に挙がるかと思いますが問題は覚えるレベルが52と遅いのがネック。こいつのせいでブースターの立場が危ういのですが、初代は元々ほのおタイプが不遇な点に留意。緑版の人はロコンを使いましょう。同じくかえんほうしゃが使えます。

 

ラプラス←オススメ!!

ご存知みず・こおりの複合タイプのポケモン。初代ではシルフカンパニーの社員からもらえる個体が唯一です。れいとうビームハイドロポンプを自力で覚え、HPととくしゅも高いので非常に有能です。そしてかわいい。問題はもらえるタイミングが終盤に差し掛かるときでありその際レベルが15と低い点です。

 

・ケーシィ

エスパータイプポケモン。進化するとユンゲラーフーディンと2段階ありますがフーディンは通信交換限定です。3DS1台しかない場合はユンゲラーで頑張りましょう。サイコキネシスを覚えるので非常に協力でこれ一本でゴリ押しできます。ユンゲラーのままでもとくしゅがそれなりに高くまた初代のエスパータイプは半減できるタイプが存在しないので使えます。

 

・サンダー

いわずと知れた準伝説のでんき・ひこうタイプ。初代からその強さは折り紙付きで高い素早さと特殊からのかみなりで頼りになる一匹。問題は捕獲率の低さくらいでしょうか。

 

フリーザ

同じく準伝説のこおり・ひこうタイプ。初代はふぶきゲーと言われる程ふぶきが強いゲームなのでこいつでふぶきゴリ押しで勝てるくらいには役に立ちます。またサンダーもそうですがそらをとぶ要員としても。

 

番外編

・ミュウ

元祖幻のポケモン。元々はデータ上になかったものがスタッフの遊び心で入れ、後にセレクトバグ等で明るみになったポケモンです。このあたりの話は調べてみると面白いですよ。VC版も配信限定でしたが、セレクトバグで出現させることが可能です。有名なのはタマムシデパートで釣り上げる方法でしょうか。ただしこの方法でゲットしたミュウはポケモンバンクに転送不可です。初代最強技であるサイコキネシスを覚えるだけでなく全てのわざマシン、ひでんマシンを習得可能なのでバリエーションは無限大。大抵は10まんボルト/れいとうビーム/サイコキネシス+何かで良いと思います。

 

以上でオススメポケモンは終わりです。ケンタロスやゲンガーが入ってないやん!と思われる方もいると思いますが、ケンタロスは捕獲が難しいのとゲンガーは通信交換でしか進化しないことと攻略するだけなら他のポケモンで十分という点で見送りました。今更初代プレイしていない人なんていないと思いますが何かのきっかけになればと思います。

金銀のこと書いてないの思い出したけどまた気が向いたときに別の記事にまとめます。すみません。

 

令和の時代もAT-Xでアニメを見よう

 

最近生活環境が変わり衛星放送を受信できるようになったので、昔から気になっていたAT-Xを契約してみました。

私自身関東住まいでしかもサブスクリプション形式の動画配信サービス全盛期のこの世の中ですが、敢えて衛星放送を契約し、視聴して感じたことをメリットとデメリットにまとめようと思います。

ちなみに今回はスカパー!(110度CS)のAT-Xについての記事です。J:COM等のケーブルテレビやスカパー!プレミアム(124度/128度CS)についてはわからないためあまり触れないこととします。

 

AT-Xとは

正式名称はアニメシアターX、通称AT-Xです。呼び方はほぼ後者がメインです。TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)みたいなものです。スカパー!やケーブルテレビを中心に展開するワンランク上のアニメ専門チャンネルです。その名の通り、月額1980円で24時間365日アニメを放送しているチャンネルです。スカパー!ではCS333chにて放送しています。

その他AT-Xの変遷や歴史については話が長くなる、またはそれてしまうためここでは割愛します。ググってみると開始した1997年の頃からのまとめが見つかると思います。

 

契約してよかったこと

新作アニメが視聴しやすい時間帯

AT-Xは他のアニメ専門チャンネルとは違い新作アニメが豊富で、この記事を最初に書いた2022年4月時点で新作アニメが25本と多くの数を放送しています。放送時間帯も新作は21時〜23時台と他の局と比べても比較的早い時間に放送していますので、リアルタイム視聴がしやすく翌日寝不足に陥ることが少なくなります。AT-X最速放送作品も多々あるため合わせて便利です。

 

例その1:継母の連れ子が元カノだった

AT-X(最速):水曜21:00〜

TOKYO MX:水曜24:00〜

BS日テレ   :土曜24:30〜(3日遅れ)

 

例その2:メイドインアビス

AT-X(最速):水曜22:30〜

MX & BS11:水曜25:00〜(※MXは5分遅れ)

 

・最速放送が本当の最速

AT-Xでは毎期いくつか最速放送作品があります。地上波やBSの場合、配信サイトと同時配信・放送することや、配信サイトの後にテレビで最速放送というパターンがありますが(もちろんテレビが最速もありますよ)、AT-X最速の場合は最速の配信サイトよりも早く放送しています(地上波BS同時刻放送を除く)。つまり、世界最速で見ることができます。自分の推しの作品がこれに該当すると嬉しいですよね。

 

・CMがない

本編途中に一切CMが入らないのでアニメをイッキ見できます。また本編終了後のCMも番宣しかなく他のCS局にありがちな通販は一切ありません。その分視聴料金が高い

 

・極力放送当時のまま放送してくれる

AT-Xでは放送素材にこだわる傾向があり、再放送でも権利元からの素材が残っていれば、極力放送当時のまま放送してくれます。つまり提供画面やエンドカード、ED後のフリップ(次回お楽しみに!等)も放送してくれるのです。魔法騎士レイアース等の古い作品でもこれに該当します。基本的には初回放送が対象のため、ごちうさのようなBS11での再放送時のエンドカード変更は対象外となります。提供画面も新作でも表示され「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」等のアナウンスや企業のテロップが一切表示されないため、一部ネタ提供をじっくり見ることができます。ちなみにこれら提供画面はアニマックスではカットされる傾向にあるので要確認です。

またアニメによっては、著しい作画崩壊や古い作品によるマスター紛失等のいわゆる大人の都合が発生した場合は、DVD, BD版を放送します。その際は基本的に<パッケージ版>と表示されておりわかりやすいはずですが、ひだまりスケッチ1期等一部作品はBD版にもかかわらず特に表記がない等、脚注がない場合もあります。

アニマックスやキッズステーション等では放送禁止用語にピー音を入れますが、AT-Xでは修正音は入りません。ただし権利元側で付け足したピー音等はそのまま放送されます。放送倫理等により地上波では放送が難しい作品も、視聴年齢制限により住み分けができるのはAT-Xならではと言ったところでしょうか。

 

ウォーターマークがない

ウォーターマークいわゆる局ロゴがありませんがAパートとBパート開始5秒間は右上にAT-Xのロゴが挿入されます。が、逆に言うとそれしかないということで、BS11のANIME+のようなロゴも入らずウォーターマーク自体もあまり目立たないので大して気にならないかと思います。

 

・リピート放送がある

寝過ごしたり外出してて見れなくても基本的に帯枠はリピート放送があります。衛星放送の天敵である荒天時に画面が乱れて視聴&録画できない場合でもリピート放送で補完できます。

ただし基本的には初回放送を視聴&録画がオススメです。リピート放送頼りにしてしまうと荒天時に受信不良で見れなかったという事態にも・・・。

 

・録画が便利

上でも述べたようにCMがないので録画するには最適です。CMカットする際も本編開始前後には数秒間の暗転がありますのでわかりやすいです。前述のリピート放送と合わせると荒天時録画できなかったときの補完にもなります。さらにCSは地震津波発生時にテロップは表示せず、データ放送でアイコンが表示されるのみで録画再生時には消えているので地上波や無料BS局が日本地図やテロップ表示された際の補完にも最適です。

補足:AT-Xを始めとしたスカパー!(110度CS)では、震度4以上の地震が発生したとき、津波注意報津波警報が発令されたとき、その他重大な災害が起きたときに、左上に注意を知らせるアイコンが表示されます。これは放送法により定められているため強制的に表示されますので回避方法はありません。しかしデータ放送のため録画の際は消えます。ここが地上波・BS民放局との違いで録画に影響がないと言えるのです。最近だと着せ恋2話が、津波注意報によりTOKYO MXBS11では地図テロップが表示されたのに対して、1日遅れのAT-Xが地図を表示しなかった局として一部で注目されていました。ちなみにフジテレビワンツーネクストは、地上波・BS・CS統合マスターのため地上波と同じ文字テロップが表示されたりと、チャンネルにより表示が異なり特に民放系はちょっと要注意です。もっとも、身近で災害が起きた際はアニメの心配より避難しましょうね。

 

・オリジナルの声優特番が多い

東京エンカウント弐を始めとしたAT-Xでしか見ることができない、声優さんによるバラエティや特番が豊富なのも特筆すべき点です。声優に厳しいAT-Xですので無茶振りが多く普段見れない声優さんの一面が見れたり、お話が聞けるため推しが出演している回は外せませんね。

AT-Xが製作に関わっている場合、最速放送に加えてAT-X限定の声優さんによる特番を放送することがあります。主にそのアニメの主役級キャラを務める声優さんが出演しています。作品の紹介を始め、様々な企画に挑戦するので声優さんが好きな人でも楽しめる番組になっています。基本的にはここでしか放送せずリピート放送を除くと二度と再放送をしないため、要チェックです!

 

・湯気がにゃい!

アニメにもよりますが、ストライク・ザ・ブラッド一騎当千等一部番組は不自然な光や湯気がありません。視聴年齢制限を設けているため子どもが見れないように配慮されているためもあり、CSだからこそできることです。かの有名なSchool Daysの最終話を放送したのは有名な話。視聴年齢制限が付くかどうかはアニメの制作会社次第なので、明らかにお色気シーンが多い作品でも地上波と同じだったりもします。過去にはこどものじかんのように、制作会社とAT-X間での意向の違いにより、放送自体が取りやめとなった作品もあります。

 

湯気がにゃい↓

www.youtube.com

 

・その他再放送のラインナップについて

AT-Xでは新作だけでなく旧作ももちろん放送しています。ここ数年の作品だけでなく90年代、00年代の名作も放送してくれるので飽きることなく視聴できます。アニマックスやキッズステーションと違い、アニメの回転数が早いので前者2チャンネルと比較するとひと月に多くの作品を放送しています。さらにOVAや劇場版も合わせて放送するため作品をまだ自分の知らないジャンルや作品に触れる良い機会にもなると思います。

中には微妙な作品(失礼)も放送しますが数ある作品の中でハズレがあるのはやむを得ませんし、それらが後々スルメ作品となって話題になるか遅咲きで後年ヒットする可能性もないとは言えません。自分自身でこれから流行る作品を見つける楽しさやヒットした作品を見直す面白さがあるのもAT-Xの楽しみだと思っています。配信サイトと違いテレビ放送なので否が応でも目に入るので何気なく見た作品にハマってしまった!なんてことにもなるかもしれませんね。そしてときにはおじゃまんが山田くんのような誰得作品も・・・

また、続編を放送するアニメは放送前に振り返りで前クール作品を一挙放送することがあり、まだ見ていない場合や前期との間隔が空きすぎて内容を忘れてしまっていても追いかけることができます。

さらにAT-Xでは毎月特集を組んでアニメを放送していて、これを最初に書いた2022年4月の特集はきららアニメ特集でした!

ごちうさきんモザ、おちフル等人気の作品が多くTwitterを見ても前月と比べると加入者が増えたように感じますが果たして・・・

 

www.at-x.com

 

もちろん録画もできるのでコレクションには最適です。この辺は配信サイトに勝る点だと思っています。

 

良い点もあればもちろんデメリットもある・・・

次はAT-Xが抱える現状の課題について述べようと思います。

 

現状の課題点

・視聴料金について

月額1980円と他のアニメ専門チャンネルより高めであり、またアニマックスのようにスカパー!基本パックに入っていないため一切割引等はありません。

スカパー!の場合、視聴料金に加えて基本料金429円が追加でかかるため合計で月2409円になります。サブスクリプション形式の配信サイトが全盛期のこの時代、Amazon Prime Videoが月額500円、Netflixのスタンダードプラン(HD画質)は月額1490円であり、配信サイトはドラマや映画も視聴できてこの値段なので割高感は否めません。しかもアニメのみの配信サイトとなるdアニメストアに至っては月額440円とAT-Xのおよそ6分の1の値段・・・。

しかしAT-Xは録画でき保存さえすればオフラインで永久に見れる点や、配信サイトでは配信しない旧作やオリジナルの声優番組もあるのでこの視聴料金をどう思うかはあなた次第。また配信サイトと違って垂れ流しができて新しいジャンルや作品を開拓できるのも良い点。配信サイトだといつでも見れる安心感からか見ないで終わることもある私にとってはその辺りはメリットに感じました。

 

・画質について

スカパー!で放送してるAT-XはHD画質です。(1440x1080)

しかしながら110度CSの宿命かビットレートが低くBS民放局と比べると芳しくはありません。やはり動きの激しい戦闘シーン等ではブロックノイズが出てしまいます。

無料のBS11と比べてもBS11が18スロット(1920x1080)に比べスカパー!は12スロットとHD画質を保てる限界レベルですし、BS民放局(16スロット 1440x1080)と比較しても画質は落ちます。それでもe2の頃よりは大幅に向上しています。

それでもスカパー!の努力でエンコーダーが近年変更して12スロットHDでもブロックノイズが少なくなり大幅に改善されています。

 

・アニメの本数について

AT-Xを受信できる環境にあるということは無料BSも見れるわけで、最近の放送形態をみても分かる通り別途CSを契約する必要はなくなってきているのが現状です。さらにはTOKYO MXを受信できるのであればそこ1局ですべてが事足りるため、新作アニメだけに限れば衛星放送自体不要になります。また、放送枠が逼迫しているため全ての深夜アニメを放送できない事情もあり、ここ1局では全てをカバーできない問題点もあります。

アニメ専門チャンネルの魅力は新作アニメだけでなく旧作の再放送にもあると思います。地上波じゃあまり行われない再放送や放送コードの関係で放映できない作品も、ペアレンタルロックをかけられるCSはそれが可能であり、関東に住んでいても一定の需要はあると思います。またAT-Xでは声優番組が充実しているのでそれ目的で契約される人もちらほらいるとか・・・。

 

・必ずしも見たい作品が放送されるとは限らない

テレビ放送の宿命ですが、配信サイトと違い見たいときに見たい作品を見ることはできません。再放送されるといってもそれがいつになるかは不明ですし権利上の都合や放送コードの関係で放送できない場合も。リクエストもできますが希望が通るかどうかは運営のみぞ知る…?

 

まとめ

月額1980円と他のチャンネルや配信サイトより割高ですが、新作アニメを見やすい時間帯で見れたり、見逃した場合でもリピート放送で補えるので民放局よりも使い勝手がいいと思います。上でも書いたように自分自身で色々なアニメに触れられ新たなジャンルを開拓できるので決して配信サイトには負けていないと思います。

AT-Xでは毎月第一土日で無料放送を実施していますのでもし記事を読んでみて気になりましたらぜひチェックしてみてください。ただし一挙放送や劇場版、OVAは無料放送対象外です。またスカパー!ではCASカード1枚につき16日間無料体験ができるのでAT-Xを試して見たい人は申し込むと良いかもしれません。さらには気になる作品があるからとりあえず無料体験で試してみる…という使い方もできると思います。

文章書くのあまり慣れていないため下手くそで読みにくいかと思いますが、少しでも魅力が伝わればいいかなぁと思います。

 

おわり