びー級ブログ

思ったことをただ書くだけです。モットーは広く浅く。

最近見たアニメ感想:5月分(Part7)

おまたせしました。今月はこれ!

 

 

スローループ

放送年 :2022年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:CONNECT

☆2022年オススメアニメ☆

あらすじ:亡き父親から学んだ釣りをひとり海辺でする少女、ひより。そんなある日春先の寒い海に飛び込もうとする少女、小春と出会いひよりは慌てて小春を止める。再会を約束した二人だったが実はひよりの母親の再婚相手の子供が小春だった!?家族になったひよりと小春、そしてひよりの親友、恋は釣りを通して仲を深めていくのであった。

解説:釣りを題材にしたきららアニメです。釣りを通じてひよりと小春を始めとした周りの人物との交流を深めていく様子が見どころです。舞台は主に横須賀市が中心で京浜急行の駅が出てきます。10話の文化祭パートではぼっち・ざ・ろっく!の結束バンドがカメオ出演しています、探してみてください!ちなみにぼっちでもスローループのメンバーが映っていますよ。

感想:趣味を題材にしたきららアニメといえばゆるキャンがありますが、本作も釣りに重点を置き解説していた点は釣りをやらない私でも見ごたえがありました。釣りというひとつの趣味から、新しく出会ったひよりと小春の絆が回を重ねるごとに深まっていく点は、ゆっくりとまさにスローにゆるくでもしっかりと結ばれるところが尊く感じました。最終話のフォトアルバムのプレゼントはこれからの姉妹として、親友としての思い出を埋めるスタートになるのかななんて思ったりもしました。あらすじにもある通り、お互い片親のような重い設定もありますが、それを打ち消すかのような各キャラの前向きな姿勢は見てて気になりませんでした。ひよりの親友である恋や二葉等周りの人物の心情を掘り下げている点も単なるサブキャラに終わらずに良かったです。ゆっくりと休日にコーヒーでも飲みながら見たい作品です。

オススメ度:★★★★★(91/100)

 

女神寮の寮母くん。

放送年 :2021年 TVアニメシリーズ

話数  :10話

制作会社:アスリード

<<風紀まもるくん無修正バージョン(R-15)>>

あらすじ:男子中学生の南雲孝士はある日、家を火事で失い父親は失踪、貯金もなく行き倒れているところを女子大学生の和知みねるに拾われる。事情を聞いたみねるは彼女が住む女神寮の寮母として住まわせることに。こうして孝士は寮生のひと癖強い女子大学生とのドタバタな毎日が始まるのである。

解説:お色気コメディ枠です。いやそうはならんやろとツッコみたくなるラッキースケベを始め、突然寮母になった孝士と男子に耐性がないあてなの距離感がポイントです。地上波放送用の修正バージョンAT-Xや円盤用の無修正バージョン、配信用にある程度緩和したシースルーバージョンがありますが今回はAT-Xで視聴したため無修正バージョンです。湯気がにゃい!は伊達じゃないですね。

感想:こういう枠って基本おバカキャラや展開があるのですがやはり裏切りません。毎話とんでも展開によって服がはだけたり、そういう気分になる展開は正直見てて笑ってしまいました。すてあの孝士のことを想っての女神寮の警戒心やそれに巻き込まれるシーンは好きだったのでもっとすてあちゃんに焦点当ててもいいのよ?頭空っぽにして見れるえっちなコメディと思えば十分楽しめます。家族のいる前では見れませんが…。

オススメ度:★★★☆☆(74/100)

 

幼なじみが絶対に負けないラブコメ

放送年 :2021年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:動画工房

<ストーリー>(公式HPより引用)

うまくストーリーがまとまらなかったのでAT-Xのページから引用してしまいましたすみません。本当は自分でまとめたかったのですがいかんせん文章能力がなくて…。

彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。

相手の可知白草かちしろくさは芥見賞を受賞した現役女子高生作家! しかも美少女!
普通の高校生の俺・丸末晴まるすえはるには分不相応だってことくらいわかってる!
けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!
……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?

落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽しだくろはは言ってきたんだ……
「復讐しよう」

初恋の恨みは海より深い―― けど決して暗くない! ドロドロしない!
初恋復讐リベンジが動き出す!

幼なじみが絶対に負けないラブコメ | 番組 | AT-X

解説:動画工房が贈るラブコメです。もう今更書く必要もありませんが、何かと話題となってしまった本作ですが見どころは3話のダンス…ではなくヒロインの言動や主人公のやりとりです。多分。

感想:正直に言うと、例のダンスを抜きにしても個人的には視聴が辛かったです。ストーリーの構成も難ありで、結局遠回しになってしまっている感がありキャラを活かせてない感じがしました。そしてこの作品最大の問題点は作画。3話のダンスはもはや伝説で、ダンスパートは動画工房のトラウマなんて言われることも。それ以外にも1話から怪しい点が多々あり、OPにも出てくる河原の傾斜なんかは傾きすぎて座れないだろとか言われていましたね。原作だけ見ればそれなりなのでしょうが、アニメという限られた枠で表現するにはちょっと惜しい作品だったと思います。ちなみにOPテーマである安月名莉子さんのChance! & Revenge!は好きでした。ぜひ聞いてみてください。

オススメ度:★★☆☆☆(55/100)

 

天地無用!魎皇鬼

発売年 :1992年 OVA

話数  :12話+特別編1話

制作会社:AIC

あらすじ:高校生の柾木天地は祖父が宮司を務める神社に封印されていた女宇宙海賊、魎呼を復活させてしまう。魎呼は天地にべた惚れし一緒に住むことになり、さらには惑星樹雷の皇女、阿重霞と妹の砂沙美、ギャラクシーポリスの美星も加わり奇妙な同棲生活が始まるのであった。

解説:現在でも展開されている天地無用!シリーズの原点はコレ!ドタバタハーレムモノの原点とも言える本作はここから始まりました。OVAとTVアニメは別物で魎皇鬼のタイトルが付いている場合はOVAです。ちなみに全12話ですが1〜7話が1期、それ以降は2期で、3期以降は別タイトルとなります。

感想:31年前の作品なのでさすがに多少の古さは感じますが、それよりも長きにわたり愛されるだけの面白さはあります。強い能力や格式高い役職や設定がありながらおバカに転じる姿はコメディとしては満点で見応えがあり各キャラの個性が死んでいないのも良かったです。時間がなくて3期以降すべては見れていませんが必ず全話回収したいと思います。

オススメ度:★★★★☆(83/100)

 

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

放送年 :2023年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:SILVER LINK.

<<2023年冬アニメも参照>>

あらすじ:友人である理沙に勧められVRMMO:NewWorld Onlineをプレイすることになった楓はメイプルという名前で始めるが、痛いのは嫌という理由から最初のステータス配分を防御力に極振りしてしまう。最初は戦闘に苦戦するも運と思わぬゲームの仕様から最強の装備とスキルを備えていき、その後個性豊かな仲間が集まったギルド「楓の木」を設立する。そしてNWOに新たな階層が出現し、仲間やかつてのライバルと共闘したりとメイプル達の冒険と世界が広がっていくのであった。

解説:痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。の続編です。見どころは1期同様メイプル無双ととんでもないスキルを得るところでしょうか。延期に次ぐ延期で正直覚えていないのが現実。

感想:特に大きな展開もなくひたすらメイプルが無双するシーンを見せられるだけで2期やるほどでもと思ってしまった点と製作延期が重なり印象に残りませんでした。決してつまらないわけではないのですが、とりわけ面白いというわけでもなくハマりきれませんでした。この作品の趣旨からはそれてしまいますが、ちょっとした挫折やそこからの復帰シーンがあると多少のスパイスにはなったのかな?なんて思いましたがそれじゃこのアニメの意味ないよね…。

それでも無双系が好きな人は1期同様楽しめると思いますので、こんな感想になってしまいましたがぜひチェックしてみてください。

オススメ度:★★☆☆☆(58/100)

 

ゆゆ式

放送年 :2013年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:キネマシトラス

☆今月のオススメ☆

あらすじ:高校生になったゆずこ、縁、唯の3人はいつも一緒に学園生活を送っていた。学校に情報処理部なる部活を見つけ入部し、気になったワードを検索しおしゃべりしてホワイトボードにまとめるだけのゆる〜い部活。大きなイベントはないけれど、何気ない日常を顧問の先生や友人達と大切に過ごしていく日常が続いていくのです。

解説:きららアニメのひとつです。上記のスローループや同年代のアニメ、きんいろモザイクと違い大きな題材はなくただ女子高生3人がメインのゆるい日常がひたすら流れていくアニメです。今では当たり前の何も起こらないゆるい日常系の先駆けと言っても過言ではないでしょう。

感想:もう何周したかわからない本作ですが、初見ではあまりにも何も起こらなさすぎて時間の流れが遅かった記憶があります。しかし、2話冒頭のなんつってつっちゃったからこの作品の趣旨を理解し、見てるうちにハマりこんでしまいました。大爆笑するシーンや感情が大きく揺れる場面こそはありませんが、クスッとくる日常を楽しめる作品としてこのアニメに相応しくこちらもゆるく見ることができました。何気ない日常を映すこのアニメですが、それって実はものすごく貴重で尊いものだなと思いゆずこ達の高校生だからできるこのやりとりが好きで何度も虜にさせられました。日常系をあまり見ない人でも、事前知識なしで肩の力を抜いて見ることができる作品なので本当にオススメです。

ちなみに、ゆゆ式にはキャラソンがありますがどれも素晴らしいです。各配信サイトで聞けるのでぜひチェックしてみてくださいね。私のオススメは「ミラクルファンシー」「見上げてみれば」と「ゆるぶらっといこう」です。

オススメ度:★★★★★(94/100)

 

余談

先日、ぼっち・ざ・ろっく!とスパイ教室の円盤マラソン完走しました。自分の推しの作品はぜひ買って応援したいですね。他人の意見より自分の意思を強く持ちましょう。ただし押し付けはダメだよ。

 

おしまい

 

 

 

最近見たアニメ感想:4月分(Part6)

今月も見たアニメ感想を簡潔にまとめていきます!今月はこれ!

今月からオススメ作品を1つピックアップします。☆今月のオススメ☆と書かれた作品が該当します。本当は取り上げる作品全部オススメなのですが、とりわけ推したい作品を取り上げることとします。それ以外のアニメももちろん面白いのでチェックしてくださいね。

 

組長娘と世話係

放送年 :2022年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:feel. GAINA

☆今月のオススメ☆

あらすじ:面倒事は全て暴力で解決する桜樹組の若頭である霧島透はある日組長から呼び出され、一人娘の八重花の世話係を命じられる。

解説:極道一筋の人間が自分の組長の娘の世話をして日常を過ごすハートフルコメディです。ポイントは小学生の八重花ちゃんと突如世話係を任命され戸惑う霧島とのやり取りや距離感です。全話通した後序盤と終盤を比較してみてください。

感想:舞台は極道なのですがそこまで構える必要もなく、無駄な暴力シーンもないのでホームドラマ感覚でほのぼのと見ることができました。お互いの信頼関係が回を重ねるごとに深まっていくシーンは暖かくなりました。霧島のために動く八重花ちゃんがまた可愛いのなんの。純粋な子供の仕草なので見ててかわいいんですよね。そして桜樹組や八重花ちゃんの友達等の身内に悪役がおらず、他の事務所の人間が悪役を買って出てるためそこの部分を除けば、最初に触れたように普通のホームコメディなところも気軽に見れる良い点でした。変なお色気や猟奇的なシーンもないので万人にオススメできる作品です。

オススメ度:★★★★☆(85/100)

 

_summer(アンダーバーサマー)

発売年 :2006年 OVAシリーズ

話数  :2話

制作会社:陸演隊

あらすじ:「―好きなやつ、いないのか?」親友の何気ない一言が主人公の心を揺さぶる。今まで考えたこともない感情とともに日常が動いていく・・・。

解説:原作はHOOKSOFTから発売された18禁ゲームです。登場人物が主人公の隣の家に住んでいて毎日ご飯を作ってくれるヒロイン、男勝りながらも乙女らしいシーンがあるキャラ、学食で食券が買えない世間知らずのお嬢様とその暴力的な取り巻きetc…のようにどこか懐かしいテンプレキャラが多いですが、OVA2話ということでキャラクターがひと通り登場するだけでこれといった深堀りはあまりありません。

感想:重い展開もなく1時間ほどで見終えることができるため、気軽に見るにはちょうどいいアニメでしたが、やはり深刻な尺不足が目立つ作品でした。作画も良い方とは言えませんしストーリーが大きく動くこともなく流れていってしまうところは惜しい気がします。本当の触りだけでもっと知りたい人は原作のゲーム買ってねと言わんばかりのアニメでしたが、果たして初見でこれを見てプレイしようと思う人がどれだけいるかはわかりません。ある意味原作プレイヤー向けのファンディスクな気がします。しかし、2006年のエロゲ原作アニメはつよきす夜明け前より瑠璃色なを始めとしたお世辞にも評価されているとは言えない作品が乱発した時期でもあるため、変にTVシリーズ化せず単発OVAで済ませたのも悪くはないと思います。OPEDも良い曲でした。ちなみにおまけが本編で、メインストーリー以上に力が入っています。

オススメ度:★★★☆☆(62/100)

 

くまクマ熊ベアー(1期)

放送年 :2020年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:EMTスクエアード

☆2023年4月〜 2期放送中☆

あらすじ:15歳にて引きこもりの生活を送っているユナ。ある日いつもプレイしているVRMMO「ワールドファンタジーオンライン」にログインすると、いつもと様子が違う。なんと神様のいたずらによって最強装備のくまセットを装備させられゲームとよく似た異世界に飛ばされてしまうのだった・・・。

解説:いわゆるなろう作品です。奇抜なクマの格好をした主人公がお決まりの無双をするアニメです。見どころはそこだけではなく、異世界で初めて出会うフィナ等との関係性にも注目です。

感想:私自身異世界転生で主人公無双する作品はあまり得意ではないのですが、登場人物がみんな可愛いのでなんとか完走できました。フィナやノアを始めとするユナの仲間達との絡みは見てて面白いのですが、物語の展開は如何せん「問題が起きる→ユナに相談するorいつの間にかクマ装備で無双→解決→相談者がユナにべったり」のお決まりの展開しかないのは、お約束すぎて捻りがなかったかなと感じました。無双するのはこの作品の趣旨なので構いませんがもう少し違う展開があっても良かったかもしれません。それでもキャラがかわいい(重要)点と主人公無双する様がスカッとすることから、この手の作品が好きな人にはオススメできる内容となっていますので気軽に見れる作品の一つでした。

現在絶賛2期放送中ですのでぜひチェックしてみてください。

オススメ度:★★★☆☆(65/100)

 

ぼっち・ざ・ろっく!

放送年 :2022年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:CloverWorks

☆2022年オススメ作品☆

あらすじ:主人公の後藤ひとり(ぼっちちゃん)は極度の人見知りでコミュ障。誰かに声を掛けてもらおうとギターを始めるがそんなこともなく中学〜高校入学と過ごしてきた。そんなある日欠員が出たバンドのメンバーを探していた伊地知虹夏と出会い急遽バンドを組むことになり…。

解説:2022年アニメといえばコレとリコリコというくらい人気でもはや説明不要でしょう。きららアニメでバンドといえばけいおん!がありますがけいおん!は部活動での活動に対してこちらはライブハウスでの活動になります。数話ごとに変わるEDや作中の楽曲はもちろんぼっちちゃんの多彩な表情にも注目です。過去の記事でも取り上げてある通り2022年オススメアニメの1つにピックアップしました。

感想:ただキャラクターがかわいいだけのアニメではなく、各キャラのバンドに対する熱意がものすごく伝わる作品でした。楽曲もどれも名曲揃いで何度もリピートしたくなりました。ライブ以外のシーンでもライブハウスのリアルな事情などやぼっちちゃんの陰キャぶりを細かく描写していたりと、各キャラの個性が固まっているためお話がしっかりと作られていたと思います。そしてこのアニメで忘れてはいけないことはぼっちちゃんの表情や妄想。突然溶けてみたり、塵となって崩れたり、ピカソのような顔になったりと人間の枠を超えた表現は見てて飽きませんでした。妄想シーンでもスタッフの力の入れようがわかります。クレイアニメで再現したり、ダーウィンが喜多!の実写化のようにアニメーションの範疇を超えた表現には脱帽です。それに慣れてる結束バンドメンバーもすごいですが…。結束バンドを通してぼっちちゃん達の成長や虹夏ちゃんや喜多ちゃんとの絡みや距離感も毎話の楽しみの一つでした。また、12話あって中だるみや蛇足のシーンが一切ないところも特筆すべき点です。今から見ても使い回しのシーンがなく、飽きずに一気に最後まで完走できると思うのでこのGWに是非チェックしてみてください。

話は変わりますがぼっちちゃんって傍から見れば相当近寄りがたい人になりつつありますよね。だって普段ギターを抱えて登校し、学校では誰とも話をせず孤独、学校指定の制服ではなく私服のジャージを着用、と思えば文化祭のライブにいきなり出演し観客のワンカップを持った酔っぱらいの成人女性と知り合いで、客席に突如ダイブするという文字に起こすとヤバいヤツなんですよね。クラスにいたら絶対ビックリするやつです。

オススメ度:★★★★★(97/100)

 

おわり

2023年冬アニメ感想

 

2023年冬アニメも概ね終わりましたので、タイトル別に簡潔に感想を書き連ねたいと思います。全作品視聴は残念ながらできませんでしたがその辺りはご愛嬌ということで。

今期は20作品視聴しました。

 

はじめに

取り上げる作品は以下の通りです。

・2023年3月31日に最終話まで放送され、視聴した作品

以下の作品はそれぞれ別記事にて取り上げることとします。

防振り2期→5月分感想記事

久保さんは僕を許さない→2023年春アニメ感想記事予定

あやかしトライアングル→2023年夏アニメ感想記事まとめ予定

 

・前期からの連続クールの場合で今期最終回を迎えた作品はここに記載します。また来期に続く場合は来期一覧に記載する予定です。

今回はクールまとめ記事で量が多いため、今までの記事のようにあらすじや解説は省き、感想のみを簡潔にまとめていこうと思います。ちなみに取り上げる作品は順不同です。ちなみに過去の記事でも書いてあるオススメ度に関しては、完全に個人的なその作品に対する評価ですのであくまでも目安にしましょう。話の面白さや作画、主題歌等を勘案しています。

 

あくまでも個人的な意見ですので参考までにどうぞ。これを見て嫌な気持ちになった人はすぐブラウザ閉じた方がいいと思います。

 

作品一覧

・ブルーロック

話数:24話

制作会社:エイトビット

安定のスポーツ枠でした。序盤の現実のサッカー選手や組織を批判するシーンは少しやりすぎて痛いところもありましたが、ブルーロックで競い合う高校生達の描写は惹かれるものがありました。それぞれの心理描写やそこから覚醒していく演出がよく出来ていたと思います。2期も視聴継続しようと思います。

オススメ度;★★★★☆(83/100)

・Buddy Daddies

話数:12話

制作会社:P.A.WORKS

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

正直1話見たときは不安だったけど、最後まで見ると家族っていいよねって気持ちになる作品でした。終わりよければ全てよしとはまさにこのこと。ミリちゃんのウザさ仕草はリアルな子供っぽくて良かった。バディで裏の仕事をするシーンよりほのぼのとした家族のシーンが多かったこともミリちゃんの出番や絡みが増えて楽しく見れました。さすがP.A.WORKSだけあって話の構成や心情等がきちんと描かれていたと思います。

オススメ度:★★★★★(91/100)

 

 

・お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

話数:12話

制作会社:project No.9

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

イチャコラ枠その1。お隣同士で半同棲生活をしていても一向に付き合わないのはいささか疑問点を感じましたが最終回で進展があったことは良いことだと思います。もうこいつら夫婦だろ!結婚しろよと何度思ったことか…。登場人物に嫌味なキャラがおらずギスギスした展開にもならないことはプラスポイントでした。

オススメ度:★★★★☆(78/100)

 

・便利屋斎藤さん、異世界に行く

話数:12話

制作会社:C2C

序盤のギャグのようなテンポは良かったです。しかし、中盤から後半にかけてのシリアスシーンの連続は正直私には合わなかったです。しかもモーロックの死亡→強化復活→ボケて呪文忘れる→斎藤に助けられる展開が何度も繰り返されるため見飽きてしまい個人的にはもういいよと思ってしまったことが残念。しかもモーロック中心に話が進みすぎて斎藤が補助要員と化し、転生要素が見当たらなかったことも設定を活かしきれていない感じがありすぎました。

オススメ度:★★☆☆☆(45/100)

 

・トモちゃんは女の子!

話数:13話

制作会社:Lay-duce

イチャコラ枠その2。女の子に見られてないと思いきやめちゃくちゃ意識されてて、幼馴染だから段々お互い気になり始めて距離感つかめなくなる感じが見てて面白かったです。終盤普通のラブコメかと思う場面もありましたがそんなことはなく、やはりラストはこのアニメらしいケリのつけかただなぁと思いました。キャロル等周りの人物のフラグも投げっぱなしにせず回収している点も良かったです。

オススメ度:★★★☆☆(75/100)

 

・老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

話数:12話

制作会社:FilexFilm

ミツハちゃんが可愛いアニメ。いつも絶対領域が見れていいよね。チート能力とかで無双するのではなく現実世界の物品を転売して稼ぐアニメは斬新だったかもしれません。序盤はちょっと勢いは控えめでしたが中盤のお店を開く辺りからのお話は好きでした。てか最後GATEだよね!?あとED「やっぱりエコノミー」は癖になる歌で個人的にお気に入りです。

オススメ度:★★★☆☆(71/100)

 

・転生王女と天才令嬢の魔法革命

話数:12話

制作会社:ディオメディア

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

前評判で聞いたとおりいい百合アニメでした。弟君が途中で闇落ちし離脱するなど邪魔な男を排除し国王の跡継ぎ問題へと進み、ユフィリアが精霊契約を結び養子となり王を継ぐ辺りは予定調和的でしょうか。しかしこれまでもアニスフィアとユフィリアの二人の絆から窮地を救われているので、肉体的に交わることだけが百合ではないということがわかりましたね。それでも最終回はアツかったよね。また、アニスフィアの転生要素が少なく最初と最後に少しだけ言及されるだけでした。目立った作画崩壊もなくストーリーも丁寧に作られていたので見やすかったです。

オススメ度:★★★★★(87/100)

 

・英雄王、武を極めるため転生す〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜

話数:12話

制作会社:スタジオコメット

正直あまり記憶に残らなかった。AT-Xでは転天アニメの後に放送していたので見てましたがそうでなければスルーしていたかも…。ありふれた設定で展開がお約束のなろう作品なので、そういうのが好きな人にはいいかもしれないけど、私には少々合いませんでした。それでも、イングリスの容赦しない無双するシーンはちょっと面白かったです。

オススメ度:★★☆☆☆(50/100)

 

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

話数:12話

制作会社:手塚プロダクション

ゲーム実況を題材にするとはまた斬新な感じでした。作中のゲームキャラにツンデレの概念を吹き込んだり、状況を改善させたりと実況ならではの要素は良かったです。あと小林さんの中の人演技してください。最後闇落ちしかけたけど半ば強引だったような気もするけど気にしない。終わりよければ全てよし。てかこれ制作が手塚プロダクションだったのね知りませんでした。

オススメ度:★★★☆☆(68/100)

 

・とんでもスキルで異世界放浪メシ

話数:12話

制作会社:MAPPA

異世界転生するグルメアニメかと思えば、食材はまさかのイオンネットスーパーにはビックリしました。しかもイオン協賛!フェンリルという獣魔がいる時点で仕方ないのですが、食事が茶色ばかりでムコーダの体が心配ですね。食事をおいしく食べるシーンは好きなので個人的には毎回楽しく見れました。それ以外のダンジョン等は至って普通ですが。ていうかフェンリルとスイが強すぎて瞬殺なんですよね。

オススメ度:★★★☆☆(73/100)

 

・スパイ教室

話数:12話

制作会社:feel.

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

3話までの構成は正直失敗した感がありましたが、それ以降のエピソードでなんとか持ちこたえたと思います。変に気張らず4話以降のギャグ回のほうが面白いんですよね。リリィやジビアのポンコツお気楽ぶりが見てて飽きませんでした。ていうかスパイ活動しない回のほうが面白かったまであります。また、まるで覇権アニメのようなオーラで冬アニメに参戦して来ましたが、やはり序盤の構成で人が離れていってしまった感は否めません。それでも深夜アニメとしては十分の出来だったと思います。

オススメ度:★★★★★(89/100)

 

・お兄ちゃんはおしまい!

話数:12話

制作会社:スタジオバインド

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

おそらく今期最もみんなが期待してたアニメでしょう。これ作った人変態か?といいたくなるほど細部に拘っていました。性転換した後の慣れない様子や悩み、葛藤が見事に描写されており、各キャラ年相応の仕草やセリフはいい意味で変態です。単なるおバカコメディに終わらず最終回で感動に持っていったところは流石でした。

オススメ度:★★★★★(88/100)

 

異世界のんびり農家

話数:12話

制作会社:ゼロジー

またまた異世界転生モノでした。本当にのんびり、というか不穏なことが起こらなさすぎです。この手のアニメ特有のハーレム形成には脱帽で集まりすぎな気もしますけど、かわいいからいいや。ちなみに竜王の娘等が恩義で村に移住し働いてる姿は奉公にしか見えなかった。まるでおしん。ちなみにこのアニメ、AT-X民に最も視聴されてる新作アニメなんですよね。(2月分アンケートより)

オススメ度:★★☆☆☆(48/100)

 

・シュガーアップル・フェアリーテイル

話数:12話

制作会社:J.C.STAFF

最後バッドエンドじゃん!と思ったら安定の続編決定。アンを取り巻く環境がまあ過酷で不穏なことが多すぎると思いましたが、そうでもなければ話に波がなく面白くないだろうしこれはこれでアクセントがあって良かったのではないでしょうか。ちなみにジョナスが叩かれ役で実際ゲスいのですが、さすがに11話のとばっちりはかわいそうにも思えました。でも実況民全員誰も擁護していない点は日頃の行いって大事なんだなと痛感しました。

オススメ度:★★★☆☆(71/100)

・齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

話数:12

制作会社:LAN STUDIO

15分という通常の半分の尺しかありませんでしたが個人的には長く感じました。そのくらい微妙だったということ。こんな弱くて情けないドラゴンがいてそこからのコメディはそれなりに楽しめるのですが刺さりませんでしたね。ちなみに斉藤朱夏さんのOPテーマ「僕らはジーニアス」は好きでした。

オススメ度:★★☆☆☆(58/100)

僕らはジーニアスは名曲!↓

www.youtube.com

 

・犬になったら好きな人に拾われた

話数:12話

制作会社:Quad

目が覚めたら犬になっていた…というのはこの作品の趣旨なので理解できます。ですが問題は作品の内容です。パンチラ胸チラ上等で一部分をペロペロしたりするのは変態というかおバカアニメでした。この手のアニメでは仕方ありませんが、登場人物も痴女しかいないのか?と思うほど、否おバカしかおらず、そうはならんやろと思う部分も多々ありました。犬視点で物語が進むのかローアングルが多くそれだけ作画カロリーも節約動きがフェチズム以外は少ない気もしました。残念ながらAT-Xでも規制解除にはなりませんでしたので、足跡や犬の向こう側を見たければ、おとなしく円盤を買うしかありません。

オススメ度:★★★☆☆(63/100)

 

・氷剣の魔術師が世界を統べる

話数:12話

制作会社:クラウドハーツ

なぜか実況民にはかなり好評なアニメでしたが個人的には普通でした。まあリアタイ実況するなら面白いんだろうけど、録画で追うとそこまで刺さらないんですよね、この手の作品。シリアスも多く見ごたえはあるのですが、ギャグの側面が非常に強くそこがウケたのかな?私も面白く感じましたよ、女装しても声はそのままだったり特にサンシャイン池崎ネタのブッコミは未だに謎。小松未歩

オススメ度:★★★☆☆(66/100)

 

・HIGH CARD(ハイカード)

話数:12話

制作会社:スタジオ雲雀

コンセプトは非常に面白かったです。カード52枚全部集めるには尺足りないよな?と考えてたら最終話で2期発表されましたね、良かった。アクション多めですがカードの能力をうまく取り入れられていたと思います。

オススメ度:★★★☆☆(72/100)

 

・氷属性男子とクールな同僚女子

話数:12話

制作会社:ゼロジー×リーベル

☆2023年冬アニメオススメ作品☆

イチャコラ枠その3。お前らもう結婚しろよ!大騒ぎせず静かにストーリーが進んでいくのがいいですね。興奮すると周りが吹雪状態になり、静かにそれを突っ込む様がどこかシュールでした。狐だったりといろんな末裔がいるんですね。冬月さんがかわいいのは当たり前だとして、ゆきみんが一番かわいかった。

ふと疑問に思うのですが、この手のアニメの会社って何の事業を行っているのでしょうか?

オススメ度:★★★★☆(80/100)

 

・吸血鬼すぐ死ぬ2

話数:12話

制作会社:マッドハウス

2期も安定の面白さでした。ギャグのテンポも1期と変わらずでコメディ調に進んでいきますが、締めるところは締める等メリハリがうまくついていたのではないでしょうか。3期とかあればまた見たいですね、原作買えって話ですが。

オススメ度:★★★★☆(86/100)

 

まとめ

アニメ感想ブログ書いている割には見てる作品少ないように感じますが、実際私生活との兼ね合いもありこのあたりの作品数が見れる限界でした。リアタイ出来ない日はAT-Xのリピート放送で補完してますがやはり多すぎると手に追えませんね。

今期は始まる前は不作とか言われていましたが、実際始まるとそんなことはなく、確かに去年のリコリコやぼっち・ざ・ろっく!のように爆発的に流行ったタイトルこそはありませんが、個々のポテンシャルは強く、まさに山椒は小粒でもぴりりと辛いような感じで見かけ倒しにならず良かったです。前評判だけに躍らされず自分の感性を持つって大事なことなんですね。来期もアニメを見ていこうと思います。

 

おしまい

最近見たアニメ感想:3月分(Part5)

こういう個人ブログは誰も見てないし、ただの感想書くだけなのでノビノビ書けていいですね。ツイッターと違い文字数制限もありませんし。ちなみに2023年冬アニメの感想に関しては別記事にまとめます。

今月はこれ!

 

最終兵器彼女

放送年 :2002年 TVアニメシリーズ

話数  :13話

制作会社:GONZO

あらすじ:北海道で何気なく暮らすシュウジとちせ。二人は付き合っているがお互いどこかぎこちなく、試しに交換日記から始め仲を深めようとしていた。そんなある日北海道は謎の襲撃に遭い戦地と化す中、シュウジが見たものは最終兵器として体を改造され戦うちせの姿だった―。

感想:1話のほのぼのとしてどこか甘酸っぱい感じからの一気に戦中と化す様はリアルに戦争のあり方を示しているでしょう。2話以降は終始暗いです。戦争が背景にある以上シリアスや人の死は避けられず、人によっては一気見すると気分が落ち込むかもしれません。しかしその中でもメッセージ性は強く、兵器と化した彼女を最後まで守り愛そうとするシュウジと頑張ってそれに応えようとするちせの、ぎこちないけど愛があり強い意志を感じる様は、落ち込む気分以上に誰かを守ろうと自分も思うようになると思います。終末ものなので人を選ぶことは避けられませんが、自分にパートナーや家族がいるのならその大切さや守ってあげたくなる気持ちが湧いてくるいい作品でした。

オススメ度:★★★★☆(84/100)

 

帰宅部活動記録

放送年 :2013年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:NOMAD

あらすじ:高校に入学したばかりの安藤夏希は部活動選びに迷っていた。上下関係が面倒ということで入部せず帰宅部でいいやと考えた矢先、『帰宅部』という部活の存在を知り半ば強引に入部。部長の道明寺桜を始めとした『帰宅するまで楽しく過ごす』ことを目的とした帰宅部の日々が始まるのである。

解説:当時テレビでは日本テレビのみで深夜2時43分(26:43)から放送されており、比較的マイナーな実況民にカルト的な人気を誇るアニメです。正直こんな時間まで起きてまで見るアニメか?と思いますが、リアルタイムで見て実況することに価値がありますし、当時は特に深夜のノリも相まって実況が楽しくできる作品です。本放送時テレビではCMをはさみましたが、配信やAT-Xでの放送では、CM部分が2分の帰宅部と題した帰宅部の中の人で回すコーナーがありました。なおAT-Xでは再放送時も2分の帰宅部を放送するため、木戸衣吹さんを始めとした貴重な声優さんの駆け出しの頃のシーンとなっています。

感想:本放送時ぶり、2023年3月21日のAT-X一挙放送にておよそ10年ぶりに視聴しました。日常系の作品で部室がメインなので大きな動きはありません。インターネット齧ってるオタクならわかるであろうアニメやゲーム、下世話な話が展開されるため意味を理解し拾えると楽しく見れると思います。部員達の会話もきちんと成立しているため楽しく見ることができました。とりあえずゆるくアニメを見たいならこれで決まりです!

オススメ度:★★★★☆(78/100)

 

吸血鬼美夕(OVA版)

発売期間:1988年 OVAシリーズ

話数  :4話

制作会社:AIC

解説:1988年に発売されたオリジナルアニメ(OVA)です。ざっくりと言うと京都を舞台に怪奇な事件を起こす神魔とそれを狩る少女・美夕との戦いを描いた作品です。終始ダークな感じが漂い救いのない話が多いので人を選ぶかもしれませんが、一度見ると見入ること間違いなしです!TVアニメ版もありますがこのOVAとは全くの別作品ですが、どちらも面白く見ごたえがあるのでどちらもオススメです!

感想:AT-Xのある特集で始めて見たときは単純に古臭い絵だなぁ(失礼)と思っていたのですが、いざ視聴すると古臭さなんて気になりませんでした。各話終始暗く、幻想的な雰囲気でお話が進むのですが、その世界に引き込まれるくらい映像、脚本に魅力を感じ、視聴後は4話じゃ足りない!と思うくらいでした。美夕が妖魔は倒すけど人間に興味を示さず助けないあたりも、討伐系の作品としては一線を画していたと思います。古い作品ですがdアニメストアで視聴ができますのでぜひチェックしてみてください。(2023年3月現在)

オススメ度:★★★★★(88/100)

 

 

AIKa

発売期間:1997-1999年 OVAシリーズ

話数  :8話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:西暦2016年、地球は大規模災害により多くの陸地が海に沈んだ。それから20年後、サルベイジャーと呼ばれる、海底に沈んだ国家機密のようなデータ、遺産等を回収する職業が現れた。その中でも皇藍華は抜群のプロモーションと仕事内容から一流サルベイジャーとして活躍していた。そんなある日、藍華は大規模災害と関わりのある物質『ラグ』の回収依頼されるがそれを狙う組織や人物に狙われ・・・。

解説:ワンランク上を始めとした実況民で知らない人はいないであろう作品です。とにかくお色気シーンが多く、パンツが見えていないシーンを探すほうが大変なほどで、しかもなぜか登場人物の女性は全てミニスカで、なぜかやられるシーンでは大股広げてパンツとお尻が丸見えになります。また、倒れた人物を米俵のように担ぎ、お尻が丸出しになるAIKa担ぎなる用語を生み出したことも忘れてはいけません。てかこれをAT-Xのみんなと見たい作品に選んだやつ出てこい!まあ視聴年齢制限をかけられるスカパー!でしか放送できないのである意味理にかなっていますが。

感想:パンチラを始めとしたお色気を差し置いても中身はしっかりと作られており、単なるお色気アニメではないことは1話を見た時点で窺えました。伊達にAT-X加入者に選ばれているだけはありますね。(上記埋め込みリンク参照)

藍華のアクションなんかも見応えがあり、コテンパンにしていく描写は見てて痛快でした。お色気シーンを見てもOVAだからこそ自由に表現し、好きなだけパンツや胸、お尻を見せる描写があり見てて飽きない作りとなっていました。

オススメ度:★★★★☆(81/100)

 

AIKa R-16:VIRGIN MISSION

発売期間:2007年 OVAシリーズ

話数  :3話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:高校生の皇藍華は、同級生の真海エリからサルベイジャーの仕事の依頼をされる。エリによると2年生の美波野カレンの胸に蝶のような模様のアザがあり、それを解析するとあるメッセージや位置が示されるという。カレンの蝶模様のアザを頼りに藍華やエリは海へと向かうが・・・。

解説:この作品は前作(上記)AIKaの10年前の出来事で、藍華が女子高生の頃を描いています。相変わらずお色気は健在ですが声優陣は一新されています。佐久間レイさんでも良かった気がするけど…。

感想:作品自体はこれといって可もなく不可もなくという感じでした。主人公・藍華を始めとした登場人物が女子高生ということもあり前作のような派手なアクションや銃撃シーンは控えめな気がしました。パンチラを始めとしたお色気シーンは相変わらず多く今作でも謎に大股広げてやられるシーンがあります。どういう理屈でああなるのでしょうか?それでも前作より若干控えめな気がするのは登場人物の若さもあるのかな?

オススメ度:★★★☆☆(70/100)

 

AIKa ZERO

発売期間:2009年 OVAシリーズ

話数  :3話

制作会社:スタジオ・ファンタジア

あらすじ:大学生となった藍華は通学の傍らサルベイジャーとして仕事もしていた。そんなある日高校時代の友人、エリに呼び出され聖エアロ学園で起きている連続失踪事件の調査をして欲しいとの依頼を受け潜入するが・・・。

解説:前作AIKa R-16から3年後のお話です。相変わらずのパンチラを始めとしたお色気シーンは多く、今作ではなんとAIKa担ぎからの尻認証という斬新な認証方法によって扉が開くなどの斬新な方法が見どころです。

感想:お話自体は前作同様楽しく見れるのですがやはりオリジナルには敵わないかなぁという感じです。作品の出来が悪いわけではないんですけどね。ただお色気要素マシマシなのでそっち目的ならそれなりに楽しめると思います。上記でも述べた通り尻認証という斬新な認証方法には脱帽です。この作品らしいオリジナリティを感じました。なので初代から見てる人は是非最後のこの作品まで一気見しましょう!

オススメ度★★★☆☆(70/100)

 

 

最近見たアニメ感想:2月分(Part4)

 

おまたせしました。2月も見たアニメを簡潔に記録していこうと思います。

AT-Xマッドハウス特集とGONZO特集を見ていたせいか、2000年代の作品に偏ってしまいましたがたまには振り返ることも大事ということで・・・。

今回はこれ!

 

 

電脳コイル

放送年 :2007年 TVアニメシリーズ

話数  :26話

制作会社:マッドハウス

あらすじ:ちょっと先の未来202X年、子ども達の間では電脳メガネと呼ばれるAR機能を搭載したようなアイテムが流行っていた。主人公の小此木優子(ヤサコ)は、夏休み直前に父親の仕事の都合で最新の機能が備わっている都市:大黒市に引っ越してくる。そこで出会ったのは天沢勇子(イサコ)という少女と出会い、また大黒市の様々な人物を触れ合い、メガネを通じて不思議な体験をするのである・・・。

解説:この作品は、電脳メガネと呼ばれる最先端の技術を用いて作られ現代で言う携帯電話のように当たり前に使われるメガネを巡って起こる物語で、日常とちょっと未来の技術を見事に融合させたアニメです。26話とちょっと長いのですが、前半は主人公の周りで起こる子供同士の争いから後半の畳み掛けるような緊張感のあるシーンは違和感なく入っていくところも見どころです。面白いのがこの話は主人公が小学生なだけあって子供目線で物語が進んでいくことです。子供の頃に見るのと大人になってから見るのでは価値観が変わるかと思います。NHKの本気のひとつ。

感想:本放送時ぶりに見たので16年ぶりに見たことになりますが、やはり面白いです。全話通して平均的にクオリティが高く目立った作画崩壊もありません。先程も述べたように前半はヤサコとそのクラスメートとのやりとりやイサコとの敵対(イサコの一方的な感じですが)がメインに進んでいきます。14話はそれまでの総集編となっていて、次の15話から真面目な流れになります(ただしネタパートはもちろんありますよ)。ネタバレになるので詳しくは触れませんが、ごく自然な流れで終始シリアスなシーンが続きます。しかしギスギスして見にくいとかそういうことではなく、メガネの成り立ち等物語の核心に触れていく様は必見です。子ども達の夏休みの物語と捉えるとまた面白いです。あっという間に26話が終わることでしょう。

オススメ度:★★★★★(93/100)

ロザリオとバンパイア (1期)

放送年 :2008年 TVアニメシリーズ

話数  :13話

制作会社:GONZO

あらすじ:主人公・青野月音は高校受験に失敗するが父親が偶然拾った願書、陽海学園に入学するがそこは妖怪による妖怪のための学校だった。入学直前にふとしたことで知り合った容姿端麗の美少女、赤夜萌香に好意を持たれ、月音も彼女の意向に応える形で学園を辞め人間界に戻ろうという考えをやめ、学園にとどまるのであったがサキュバスを始め個性的な女の子達に絡まれて・・・。

感想:頭空っぽにして見れるおバカアニメの一面もあれば各キャラの想いも伺えるなど一概には言えません。ただひたすらパンチラが多いにつきます。お色気要素もあって実況が盛り上がるのですが、パンチラ多すぎない?ってくらいありコウモリとクマで隠されるわでなんなんだこのアニメは…。これはリアタイで見たい作品の一つですね。ちなみにOPEDはすべて萌香役の水樹奈々さんが歌っています。(下記の2期のほうが印象強いかも・・・)

オススメ度:★★★☆☆(73/100)

 

ロザリオとバンパイア CAPU2 (2期)

放送年 :2008年 TVアニメシリーズ

話数  :13話

制作会社:GONZO

解説:あらすじは1期の続きのため省略します。上記のロザバンの続きにあたる2期です。OPEDは引き続き水樹奈々さんが担当しますが、OPのDISCOTHEQUEのイメージがかなり強いのではないでしょうか?あのOPのクオリティは1期を凌駕していると思います。

感想:内容は1期とさして変わらないのですが、パンチラが1期よりもものすごく増えています。どの場面を見ても基本見えてるのでは?ってくらいしてます。内容もみなみけのような改悪があるわけでもないので1期から引き続き見れると思います。ていうかOPがメインになりつつもあるような・・・。

オススメ度:★★★☆☆(66/100)

余談

リコリス・リコイルの円盤マラソンをしていたのですが、本日完走しました。久しぶりにドハマリした作品なのでパッケージを買ったのですが全巻揃うと謎の達成感がありますね。おかげで続編が作られるので良かったのではないでしょうか。ちなみに今はぼっち・ざ・ろっく!の円盤を買っています。多々買い続けなければならないのである・・・!

そして全巻購入特典の収納ボックスの絵柄がいい!!!

 

リコリコの感想は以前書いてますので合わせて見てみてください。

 

おわり。

最近見たアニメ:1月分(Part3)

 

お久しぶりです。今年の目標は月イチペースで更新することと決めたのに、それなのに更新日時が月末ギリギリという有様…。

 

さて、今までは視聴したアニメの感想を個別記事にて紹介してきましたが今回から一月分まとめて簡潔に紹介しようと思います。大体1記事あたり3〜5作品をピックアップしていこうかと思います。またどうしてもオススメしたい、個別に書きたい作品は別途取り扱います。

 

・白い砂のアクアトープ

放送年 :2021年 TVアニメシリーズ

話数  :24話

制作会社:P.A.WORKS

 

解説:P.A.WORKSが誇るお仕事シリーズアニメのひとつ。沖縄県の水族館を舞台にした作品です。2クールあり前半は夢破れ引退した元アイドル:宮沢風花とがまがま水族館の代理館長:海咲野くくるとの出会いから始まり水族館のお仕事、そしてがまがま水族館の閉館と繋がります。後半は新しい水族館:ティンガーラに再就職したくくるらの葛藤や苦悩と彼女らの支えを描いています。

感想:やはり安定のPAお仕事シリーズでした。水族館の中身に丁寧に触れつつ各キャラの心情にも触れており毎話安定して見れたと思います。後半くくるの上司となる副館長の態度や現場(飼育部)と本部(営業部)の考え方の違いは水族館に限らず就職されている方にはリアルに刺さるのではないでしょうか。そして転属(再就職)組へ向けられる眼差しなんかはリアルでPA特有のドロドロさが活かされていて、これが嫌という人もいましたが個人的にはこの雰囲気がいい刺激になっていたと感じました。ここだけ見ると陰険なアニメになってしまいますが、風花とくくるの関係性にも注目。最初はなんとなくだった風花とそれを受け入れないくくるもいつしかお互いを信頼し励まし合う姿はまさに百合展開です。

オススメ度:★★★★☆(82/100)

 

GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)

放送年 :2003年 TVアニメシリーズ

話数  :13話

制作会社:マッドハウス

 

解説:イタリアを中心としたヨーロッパを舞台に暗躍する少女達の物語です。表では支援していても影で暗殺等の反社会的活動を行い、しかもその少女達は元々障害を持っている体を改造し自由に動ける代わりに銃を持ち戦う運命を背負うというなんとも重たいお話です。リコリコが放送された当初は令和のガンスリなんて言われていましたが、リコリコの比じゃないほど暗く救いのない話なので裏社会で暗躍する共通点以外は別物と割り切ってもいいと思います。

感想:前にも触れた通り基本的には終始重い空気ですがそれでも希望を持って生きる少女たちがまた見ていられないというか悲壮感を漂わせています。かわいそうなほど抜けるとはこういうことなのでしょうか?終始シリアスで救いのないことが多いのですが話の軸は一切ブレず最終回まで貫くためつい見てしまいます。この作品は言葉にしづらく実際に見て雰囲気を掴んで欲しいのでぜひチェックしてみてください。

オススメ度:★★★★★(91/100)

 

・痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(第1期)

放送年 :2020年 TVアニメシリーズ

話数  :12話

制作会社:SILVER LINK.

 

あらすじ:友人である理沙に勧められVRMMO:NewWorld Onlineをプレイすることになった楓はメイプルという名前で始めるが、痛いのは嫌という理由から最初のステータス配分を防御力に極振りしてしまう。最初は戦闘に苦戦するも運と思わぬゲームの仕様から最強の装備とスキルを備えていき…。

感想:最初はタイトルだけを見て避けていたのですがいざ見るとこれが面白く、他のなろうのように誰かが死んだり不幸になるという展開がないため楽しく見ることができました。ゲームの仕様というか穴を突き強くなるメイプルなんかはオンラインゲームの現状やリアルさをよく表現できているのではないでしょうか。ひたすら登場人物がゲーム攻略するだけの内容なので大きな展開とかも少ないのですがゆっくり見れるのでこれはこれで安定していました。

オススメ度:★★★☆☆(71/100)

 

・まとめ

今回は上記3作品を取り上げてみました。記事の中身の薄さには目を瞑っていただけると助かります。毎月3〜5作品完走するって最近時間の取れない私には難しいのですがAT-Xの一挙放送等を駆使し継続していきたいと思います。今後中には微妙な作品もありますがあくまでも個人の感想なのでそこはご愛嬌。

 

 

 

2022年個人的に抑えておきたいオススメアニメ10選!

 

 2022年ももう終わりなので個人的に面白かったアニメを10作品選別します。あまり多くの作品を見ているわけではありませんが、オススメ作品を紹介していきます。各作品紹介のあとに予告(PV)を貼っておきます。

 

1 リコリス・リコイル

 2022年アニメを語るならまずはこれ!毎クールアニメを何十作品も見るコア層じゃない人でもリアタイしていた最早説明不要の人気作品です。治安を守るため普通の生活をしつつ裏で暗躍する少女達の物語ですが、その表と裏の表現やメリハリがしっかりとしていてどれも秀逸でした。主人公の千束とたきなの関係性が回を重ねるごとに深まっていく様を見るのもまたこのアニメの楽しみ方かと思います。とりあえず何か見たいなと思ったらまずはこれです!

 リコリコに関しては個別の感想記事を書いていますのでそちらも参考にしてみてください。↓

beee4869.hatenablog.com

 

表の日常パート予告(半ば予告詐欺だよね…?)↓

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そして裏の非日常パート予告↓

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オススメ度:★★★★★(96/100)

2 その着せ替え人形は恋をする

 CloverWorksの本気その1。2022年1月〜3月放送作品。リコリコがなければこの着せ恋がトップでした。友達がおらず雛人形師を目指す高校生、五条新菜が学校で雛人形を製作中、クラスのカースト上位のギャル、喜多川海夢に現場を見られかねてから彼女の夢だったコスプレ制作に協力していくことになり…。というお話から入るのですが、この作品相当変態です。もちろん良い意味で。お色気の描写はもちろん?回想シーンの劇中アニメ描写も画角を合わせるなど相当凝っています。このアニメの良いところの一つに胸くそ悪いキャラがいないことで各キャラがそれぞれ自分の好きなことに敬意を払っている点や自信を持っているので毎話スッキリして見れるかと思います。(色んな意味で)

 

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オススメ度:★★★★☆(86/100)

 

3 明日ちゃんのセーラー服

CloverWorksの本気その2。2022年1〜3月放送作品。主人公の明日小路とそれを取り巻くクラスメートとの触れ合いを描いた作品です。この作品も相当良い意味で変態です。各描写が細かく丁寧に書かれていてリアル感があり、かなりフェチズムを感じました。着せ恋より変態度高いかもしれません。着せ恋と同じようにこのアニメもみんな素直で良い子ばかりです。誰一人胸くそ悪いキャラがいないためイライラせずに見れると思います。当時BS11で着せ恋→明日ちゃんの流れで放送していて、すごく濃い1時間だったのを思い出します。Twitterの流れはもちろん実況板がものすごい勢いで消費されていくのを目にしました。これを同時期に制作、放送していたCloverWorksは流石としか言いようがありません。その裏で東京24区は犠牲になりました。

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オススメ度:★★★★★(88/100)

4 Engage Kiss (エンゲージ・キス)

 2022年7月〜9月放送作品。オリジナルアニメ作品なのですが、同時期に放送していたリコリコの影に隠れてしまった感は否めませんでした。しかしこのアニメも負けてはいません!主人公のダメ男シュウとヤンデレヒロインのキサラ、元カノのアヤノとの三角関係を描く恋愛ストーリーとのことなのですが、作品をずっと見ていくと重いです。キスをして強くなるキサラとその代償にシュウが差し出すモノは…。序盤の日常パートをもっと深堀りして進めていればさらに人気が出ていたのかなぁとも思ってしまいます。みんな多分1話の流れでずっと進むと思っていたから尚更その思いが強いはずで、中盤〜終盤の展開からのED映像は温度差がすごいありました。それでもストーリーの柱はしっかりとしており見ごたえがあるためオススメです。

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オススメ度:★★★★★(92/100)

5 アキバ冥途戦争

 2022年10月〜12月放送作品。1999年の秋葉原でのメイド達を描いた架空の作品です。最初はメイド達の画像を見てハイハイお色気かそっち系ね…と思っていたのですが、いざ1話を見るとまさかの任侠もの!往年のVシネマを思い出させる内容をメイドに置き換えて作られていました。P.A.WORKSのお仕事モノシリーズですがメイドというよりメイドの面を被ったヤクザ(裏社会)のお仕事物語でしょう。メイド喫茶と裏社会の仕組みをうまく融合できていたと思います。60-70年代の東映ヤクザ映画などが好きな人はぜひ見てみてください。そうでない人も任侠ものが好きな人や興味がある人ならハマること間違いなし!

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オススメ度:★★★★☆(84/100)

6 社畜さんは幼女幽霊に癒やされたい。

 2022年4月〜6月放送作品。ブラック企業に務める伏原さんが深夜遅くまで残業していると幼女幽霊が伏原さんを立ち去らせようと奮起するお話。話の面白さというよりはただぼーっと見ていて可愛かったので選びました。幽霊ちゃんやみゃーこの一生懸命さがほんとかわいいので疲れた時にふいに見てみてください。個人的には幽霊ちゃんより伏原さんのブラックさが気になってしまいました。余談ですが本当の社畜さんはこのアニメをリアタイできません。

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オススメ度:★★★★☆(80/100)

7 スローループ

2022年1月〜3月放送作品。流行る病で父親を亡くしてしまい一人で釣りに興じるひよりとひよりの母の再婚相手の子供、小春との関わりを釣りを通じて描いていく作品です。釣りの解説もしっかりとしていて、でもどこか重い設定(片親など)に焦点を当てたストーリーもありますが、そこまで重すぎずかつきらら作品なので気軽に見れるはずです。ひよりと小春、ひよりの友達の恋の3人の関係性が釣りを通じて深まる様子が一番の見どころです。余談ですが、以前AT-Xで実施した実況キャンペーンで缶バッチが当たりました。結構大きいです。

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オススメ度:★★★★★(93/100)

 

8 ダンス・ダンス・ダンスール

 2022年もっと評価されるべき作品その1。2022年4月〜6月放送作品。男子中学生の主人公・松尾潤平が幼い頃見たバレエに興味を抱いていたが男らしさを意識するあまり隠していたところ、転校生の五代都と出会い、彼女の母が経営するバレエ教室に通いその情熱からバレエの世界に飛び込み…。というお話です。男がバレエとか、ちょっと絵柄が独特…などの声も最初は聞こえましたがとりあえず1話見てみてください。その意見180度変わります。すごく細かく描かれているダンス描写を始め思春期特有の葛藤等は2022年春アニメでもトップクラスの出来栄えです。あまり話題にならなかったのはやはり配信サイトがDisney+のみと限定的だったのが足枷となっている感じは否めません。独占配信はやはりクソ

 ちなみにOPの「鳴り響く限り」は今年一番すきな主題歌です。

予告↓

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アニメOP(ノンクレジット)↓

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OP(フルPV)↓

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オススメ度:★★★★★(91/100)

9 シャインポスト

 2022年もっと評価されるべき作品その2。2022年7月〜10月放送作品。ライブに人が入らなく解散寸前のアイドルユニットTiNgSの3人が人気を獲得するまでを描くお話。ストーリーはありきたりなアイドルアニメなのですが、構成や演出全てにおいてハイクオリティを誇る隠れた名作と言えます。各キャラの苦悩やそこから立ち上がるまでの様子が丁寧に描かれており、その成果をライブで見せているため成長物語がはっきりとわかる点が見どころです。また目立った作画崩壊もなくライブシーンも各キャラの特性(ダンスが合わせられない等…)をキチンと細部まで描かれているため圧巻です。惜しむべきはコロナの影響で放送が延期になり話題を取り逃してしまったことでしょうか?もうアイドルアニメはいいよ…って人でも是非見て頂きたい作品です。

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オススメ度:★★★★★(94/100)

10 ぼっち・ざ・ろっく!

 2022年10月〜12月放送作品。主人公の後藤ひとり(ぼっちちゃん)は極度の人見知りでコミュ障。誰かに声を掛けてもらおうとギターを始めるがそんなこともなく中学〜高校入学と過ごしてきたがそんなある日欠員が出たバンドのメンバーを探していた伊地知虹夏と出会い急遽バンドを組むことになり…。というお話。2022年秋アニメはコレとメイドで決まりです!きららアニメですが先輩のけいおん!とは違いライブハウスに焦点を当てた作品です。バンドの描写も然ることながら一番の見どころはぼっちちゃんの表情でしょう。突然溶けたり印象派になったり、クレイアニメになったりと多様な変化は見ていて飽きません。ぼっちちゃんだけでなくそれぞれの日常の背景、心情なども丁寧に作られているため秋アニメトップクラスの出来と言えます。EDも複数あり楽曲もしっかりと作られているので演出、音楽全てがフルに楽しめます。

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オススメ度:★★★★★(95/100)

まとめ

 以上で2022年アニメ10選は終わりです。アレがないコレがないという意見もあるかと思いますが数あるアニメの中から10作品だけ選ぶとなるとどうしても漏れてしまう作品があるのも仕方のないこと。もちろん私もここに書きたかった作品はもっとありますがそれはまた別の機会に個別記事を書きたいと思います。上記の作品も個別に感想記事を書いていきたいですね。時間がありません

 2023年もいいアニメ視聴ライフを送れるよう願うばかりです。おしまい。